
通信一筋で一世紀
#新潟市 #設備工事 #機械 #コンピュータ・通信機器 #通信・インフラ #営業 #ITエンジニア #電気・電子・機械・半導体
人と人が繋がろうとする限り、通信の形の変化・進化が止まることはないでしょう。この大きな可能性とともに、私たちはこれからも歩んでいきます。

お客様からの「ありがとう」の言葉が技術部の醍醐味
就職活動を始めてから、こちらの業種について知ったという、技術部の熊倉 淳さん。2020年に新卒で入社されました。現在では有線、主に電話、インターネット関連を中心に、技術部としてお客様先で作業を行う事をメインに、お仕事をされています。
熊倉さん
「機械の設定作業など、社内のデスクワークもあります。社内と社外にいる時間の割合は時期や日によって本当にまちまちですが、7割程はお客様先に出向いていると思います。」
技術職というと、お客様先での現場作業のイメージが強いですが、時期にもよるそうです。
お客様先は企業がほとんどであり、また電話やインターネット関連が主のため、年度末のように人事異動がある季節が忙しくなるそうです。
しかし、自社ではほとんど残業はないとのこと。お客様側の営業時間の都合があるので、その時間内に作業をしなければいけない場合も多く、作業量が多い時は日にちを分けて日程を組むそうです。
クシヤ株式会社では基本的に始業は8時30分、休憩が1時間、終業は17時30分。お休みは土日祝日となっています。ただ、お客様の都合により、始業前や終業後の時間、または土曜日に作業をして欲しいと言われる場合もあり、勤務時間が前後する事もたまにあります。その場合は振替休日などの処置がとられます。
熊倉さん
「休暇の申請はとても言いやすいです。スケジュールを見て、午後から休暇とります。という申請でも大丈夫ですね。」
技術部、というと不具合が発生した際はすぐにお客様の元に駆けつけたり、時にはお休み返上で働かなければならない、といった想像もしてしまいますが、実際はどうなのでしょうか。
熊倉さん
「お客様の方も土日祝日がお休みの場合が多いですし、営業時間も決まっています。自社のことも把握してくださっているので、そういった案件はあまりないですね。自分はまだ経験した事はありません。」
大体の問い合わせは「明日でいいので来てくださいと」いったものであり、そもそも終業後や休日に電話が掛かってきることがほとんどないそうです。
お客様との良い関係性を築けているのがうかがえます。お陰でしっかりと仕事とプライペートの時間は区切りをつける事が出来ているそうです。
さてそんな技術部について、実際のお仕事の流れをうかがいました。
まず、営業担当の方からの作業依頼からスタート。ここから作業開始となります。
依頼内容から見積りを作成し、お客様の許可が出ると、次に材料の発注、作業日程をたてます。作業日までに会社で機械設定ができるものは予め設定をしていくそうです。
熊倉さん
「社内の専用ソフトを使ってプログラムデータを作ります。それを電話機に転送したり、電話機自体を操作したりして、お客様が希望する設定にしていきます。お客様先でうまく動いてくれるかどうか、ここが一番緊張しますね。」
お客様によっては、お昼休憩時間内に作業して欲しいということもあり、時間が限られてくる場合は尚更緊張感が高まるそうです。そんな緊張感の中、作業を無事に完了させる達成感がこの仕事の魅力だとおっしゃいます。
熊倉さん
「お客様から直接、『ありがとう』とお礼を言っていただける事。これが何よりもこの仕事のやりがいです。」
未経験から、日々の学びで成長してきた
冒頭でもお伝えした通り、熊倉さんは就職活動をしている中で、通信に関する今の仕事を知ったそうです。それまでは「自分に人と直接関わる職業は向いているのか?」や、「インフラストラクチャーの仕事がしてみたいけれど具体的には何がしたいのか分からない」といった状況でした。そのような中、クシヤ株式会社の「有線、無線、映像・監視、コンピュータネットワーク、福祉システム」と、通信でも多岐に渡った業務を行う形態にとても興味を持ったそうです。
通信業という馴染みの少ない業界、スタートはどのようなものだったのでしょうか?
熊倉さん
「知識や経験のない中でしたが、一番大きかったのは現場での学びでした。もちろん、事前に先輩社員から専用道具の使い方や、事例等の指導はありますが、現場が何よりですね。教えてもらいながら学んでいく形です。」
現場ごとに作業内容は異なるため、全てを社内で事前に教えてもらうのは難しいそうです。現場で学び、分からないことは率先して調べ、理解していく。その経験を経て、今の自分がいる、と感じているそうです。技術職というと黙々と作業を行なっているイメージがあるかと思いますが、熊倉さんの先輩社員の方も、「この仕事は自分から調べたり聞いたりしながら段取りを決めて、仕事の舵を取る、というように、自ら率先して業務を行っていける人が向いていると思います。」とおっしゃっていました。
入社前と入社後、会社に対してのイメージは変わらなかったと言いますが、業務に対しては色々な発見があったそうです。
熊倉さん
「自分は、人と多く関わる業務は上手く出来る自信が無かったので、それ以外の仕事に就こうと思って探していたんです。しかし、実際に通信の技術に携わってみて、やはりコミュニケーションも必要なんだな、とすごく実感しています。」
実際に現場に赴くため、お客様と関わる事は多くなりますが、そこから関係性も必然と広がっていきます。
熊倉さん
「現場に出ている時に、お客様から直接相談される事もあります。その場合には、お客様が一番喜ぶ提案は何だろう、と考えて対応します。その提案が成功すると、次から直接技術の自分に連絡が来る事もあります。こうやってこなしていった事で、対人業務への考え方や自己評価も変わっていきましたね。成長したのかな、と思います。」
業務内容がご自分の成長と直に繋がっていると語る熊倉さん。技術面でも内面においても、変化を如実に感じたそうです。
企業であるお客様先に訪問することが多い技術部。消防署やダム施設など、長年の信頼と技術があるからこそ、仕事内容や企業様も多岐に渡ります。
熊倉さん
「入社して間もない頃ですが、山奥の、そのまた山道を登って行って、この先のどこにそんな通信機器があるのだろう?と思った時もありました。その現場はダムの管理施設なのですが、施設から更に山の上に、雨量計があり、そこが上手くデータを送れているのか、といったチェックも行なっています。」
と笑って語る熊倉さん。高所に登る必要がある現場など、様々な現場がありますが、高所が苦手な場合など先輩方に配慮していただけるそうです。
何よりも好きなのはクシヤ株式会社の空気感
熊倉さん
「技術部の先輩方も、違う部署の方も、皆さんとても自然体。社内はフリーアドレスですが皆さん本当に程よい空気感で仕事も捗りますし、居心地がいいです。」
クシヤ株式会社は、7年前に江南区に本社オフィスを移転されました。社内は木の温もりとグリーンを取り入れた落ち着く雰囲気に包まれています。上階の窓からは豊かな田園風景が望めました。
皆さんの作業スペースは広い1フロア。お話にある通り、フロア内はフリーアドレスです。部署による区分けがない為、分野を超えて、情報を共有出来る事が利点となっています。
各拠点とは、業務時間内は常に映像を伴った通信接続により、繋がった状態となっています。そのお陰で距離を感じさせないコミュニケーションが可能になり、本当に気軽に質問や声掛けが出来るそうです。
他にもデジタルサイネージ、目の不自由な方を案内する音声誘導システムの設置等、自社の技術を社内にも多様に使用されていました。お客様の為の技術は自社の社員の為の技術でもある。そう言った精神をいたるところで感じる事が出来ます。
今や人々の生活から切り離すことのできない、通信という業務で105年以上の実績を積み重ねてきたクシヤ株式会社。
社内から望む新潟の風景の様に穏やかで自然体。そんな会社自体の雰囲気が、そこで働く社員の方々の空気にも繋がっているかの様な企業様でした。
求人情報
仕事内容
営業職は電話設備、通信システムなどの提案営業、 技術職は設備の施工、メンテナンスを担当いただきます。 各種機器の取り付けや配線、LANケーブル等の接続など最初の設置作業はもちろん、 その後のメンテナンスや故障時の対応など活躍の場は複数。 時には一度に100台もの電話機を設置する大きな案件もあり、やりがいはひとしおです。 当社には卓越した知識と技術を持つ先輩がたくさんおり、 具体的な作業方法をしっかり指導しますので、ご安心ください。 |
募集要項
募集職種 | 情報通信システムの販売、施工、メンテナンス |
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募集条件 | 2024年3月に大学・短大・高専・専門学校を卒業の方(もしくは既卒3年以内の方) ※普通自動車免許をお持ちの方に限ります(AT限定可) |
雇用形態 | 正社員 |
勤務地 | クシヤ株式会社本社 |
勤務時間 | 8時30分~17時30分(休憩:12時00分~13時00分) |
給料 | ■大学卒 月給197,500円 ■各種手当 役職手当、通勤手当、家族手当、住宅手当など ■賞与 年2回(6月、12月) ■昇給 年1回(4月) |
休日休暇 | ■完全週休2日制(土日祝) ■夏季休日、年末年始休日 ■年間休日120日 |
福利厚生・待遇 | 各種社会保険完備(雇用・労災・健康保険・厚生年金保険) 退職金制度、慶弔見舞金制度、育児休業制度、社員持株制度、勤労者福祉サービスセンター加入 各種教育研修や資格取得支援制度あり |
求人企業情報
社名 | クシヤ株式会社 |
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URL | http://www.kushiya.co.jp/index.html |
本社所在地 | 新潟市江南区東早通1-1-26 |
設立 | 1916年4月1日 |
資本金 | 3,000万円 |
売上高 | 31,900万円(2023年5月期) |
代表者 | 代表取締役 櫛谷 努 |
社員数 | 30名 |