多才な開発力で、
新潟のお米やおそばを活かした商品を創造する
株式会社たかの
情報掲載日:2024.06.07  募集中
#小千谷市  #農林・水産  #食品  #外食・レストラン  #営業  #企画・経営  #管理・事務  #販売・フード・アミューズメント  #医薬・食品・化学・素材  #技能工・設備・配送・農林水産 他 
企業メッセージ
新潟を代表する自慢の食材『お米』・『そば』を加工して、レンジでチンする『ご飯パック』・コシが自慢の『切り餅』・小千谷を代表する『へぎそば』、そして新潟発祥の冷凍『白玉もち』などを製造販売しています。新潟の美味しい食品を本物を求める全国のお客様にお届けしています。

小千谷市に本社と工場を構える、株式会社たかの。ご飯パックや切り餅、冷凍白玉、そば(生そば、乾麺)などを製造する食品メーカーです。自社ブランド製品を展開するほか、大手コンビニエンスストアなどのOEM商品や、自衛隊向けの商品も手掛けています。さらに、小千谷市内で、地域密着型のスーパー「たかのスーパー」やゴルフ場内のレストランも運営しています。

今回は、取締役開発担当を務める星野 祐子さん(2004年入社)と、営業部で営業事務を担当する渡邉 絢音さん(2023年入社)にお話をお聞きしました。


星野 祐子さん


取締役開発担当。上越市出身。東京海洋大学で水産関係の食品加工について学ぶ。卒業後、2004年4月に新卒で入社。品質保証部を経験したのち、長年に渡り、商品開発に携わる。2020年に現職へ就任。休日は、飼っている2匹の犬と一緒に過ごしている。推しの自社製品は「棚田で作った魚沼産コシヒカリのご飯パック」。





渡邉 絢音さん


営業部所属。新潟市西区出身。新潟国際情報大学在学時は、経済学を専攻し、人工知能(AI)についても学ぶ。卒業後、2023年4月に新卒で入社。営業部で営業事務に従事している。休日は、本社のある小千谷市の自然(山並みや桜など)を満喫中。晴れた日に散歩をするのが好き。推しの自社製品は「棚田で作った魚沼産コシヒカリのご飯パック」。


美味しさへの追求と、確実にお客様へ届ける秘訣

- まず最初に、お二人のお仕事内容を教えてください。

星野さん
「商品開発全般を担当しています。具体的には、営業からいただいた依頼をもとにプランニングを行い、実際に商品を作っていく工程を進めます。また、原料メーカーさんとのやりとりや、製造・工務部門との調整も行っています。案件によって対応内容は異なりますが、自社ブランド商品とOEM商品の割合は半々くらいです。自社商品の開発では、他の部署とのコミュニケーションを取りながら進めていきます。特にレトルト商品の立ち上げでは、新しい製造場所のレイアウトや保健所との相談、新しい原材料の取引業者との交渉など、幅広い業務を担当しています。」

渡邉さん
「営業事務として、お客様や運送会社の荷受け対応、取引先企業様との電話対応などを行っています。売上の打ち込みや、工場内の備品管理も行っていますね。その中でも、私は自衛隊を担当しています。陸上自衛隊と航空自衛隊向けの、戦闘用食品やスティックライスなど、特殊な商品も対応しています。インターネット通販の発送作業も担当しており、お歳暮やお中元シーズンには、1日に50人分の出荷対応を行います。」

- 星野さんは商品開発の第一線、渡邉さんは営業事務として大きなお取引先とのやりとりと、重要なお仕事をされていますね。
1日のスケジュールを教えてください。

星野さん
「当社の就業時間は8時20分〜17時40分、休憩時間は80分あります。私はいつも8時くらいに出社しています。まず最初にメールを確認し、社内への連絡や取引先、営業との情報確認を行います。その後、1日のスケジュールを確認します。商品開発以外にも、会社全体のことも見ているため、スタッフに作業指示を出し、打ち合わせや電話でのやりとりを行います。午前中はこのような業務に集中しています。午後は、試作品を評価していきます。試作品を取引先に送って評価をいただき、そのフィードバックを元に改良を進めます。16時には、品質保証部と一緒に官能検査を実施します。官能検査は30分程度で、平均してご飯パック10個、白玉3袋、やきもち、そば、レトルトなど、多い時は20食くらい、美味しさに問題がないか検査します。3人以上で実施し、品質保証部のメンバーを集めて行います。夕方にはお客様や原料メーカーとのやりとりを行い、試作品の評価や開発の検証プランを立てます。通常、18時半頃には退社します。」

渡邉さん
「出社したら、まず事務所内を清掃します。その後、まずはメールや発注書のファックスをチェックし、それぞれ返信対応します。また、前日までに作成した運送会社さんの伝票を、各部門向けのラックに入れていきます。午前中は、次の日の出荷を考えて、送り状や納品書の作成、在庫チェックを行いながら、取引先からの連絡に随時対応します。昼休みは各自で取りますが、いつでも取引先からの対応ができるように調整していますね。午後は、次の日の出荷準備を完璧に終わらせることに集中します。お客様対応もしながら、1日に10件から20件ほどの対応を行います。自衛隊向けの納品書は専用のPCで作成します。送付状を作成したり、売上を取り込んだり、専用のハンコを押して納品書を完成させます。いつもは18時頃に退社しますが、繁忙期には50〜100件の案件を抱えることもあり、一番忙しい日には22時まで仕事をしていたこともありますね。」

- お二人とも、一日の業務がぎゅっと凝縮されている印象を受けました。
お昼休みの過ごし方もお聞きしたいです。

星野さん
「当社には社員食堂があり、ご飯パックを無料で食べることができるので、自宅から持ってきたおかずと一緒にお昼ご飯にしています。ただ、夕方に官能検査があるため、食べすぎないように気をつけています。その後は、仮眠をとりますね。」

渡邉さん
「私も家からおかずを持ってきて、社員食堂にあるご飯パックと一緒にいただいています。ご飯を食べたら、休憩室でテレビを見たり、音楽を聴いたりしてリラックスしています。お弁当を作り忘れた時には、社割価格でたかのスーパー特製のお弁当も注文できるので助かっています。」

- 社員食堂で無料でご飯パックを食べられるのはとても嬉しいですね!
仕事のやりがいや、この仕事をしていてよかったエピソードってありますか?

星野さん
「弊社の商品を信頼してくださり、お客様がリピートしていただいていることがやりがいに繋がっていますね。個人のお客様はもちろん、取引先様からの信頼も大変嬉しく感じています。特に、スポットの企画が好評で次の企画の依頼が来ると、努力が実を結んだことを実感します。印象に残ってるエピソードは、3〜4年前にOEMで画期的な商品を開発した際、取引先の担当者がその商品で社内表彰を受け、海外旅行の賞をいただいたということです。私もそのお話を聞いて、とても嬉しかった記憶があります。その後も、この企業さんから様々な商品作りの依頼が続いており、信頼関係が深まっていることを感じます。」

渡邉さん
「自衛隊さんとの大きな取引を任されたことですね。入社してから約半年後に、初めて主導したこの取引では、とにかく大量の商品を、トラック貸し切りで納品するという非常にプレッシャーのかかる仕事でした。1500ケースを滞りなく納品するため、日程調整や入念な準備が求められました。ミスなく完了できた時の達成感は非常に大きかったです。営業の方と踏み込んだ話ができたことや、営業の方から喜びの声を聞けたことも嬉しかったですね。自分の中で一番成長を感じた出来事でしたし、本当にたくさんの人に助けてもらいました。この取引の際、先輩の社員さんや営業の方、ドライバーさんなど、多くの人が協力してくれたおかげで成功させることができました。お客様からの回答を随時やりとりしながら進めることで、チームとしての強さを実感しました。」

- それぞれが大きな達成感を得た経験を共有してくださり、仕事に対する情熱と努力が伝わってきました。
逆に、お仕事で大変だったことはありますか?

星野さん
「レトルト部門の立ち上げは非常に大変でした。何が正解なのかがわからない状況で進めるのは困難でしたし、特に、量産化の部分が一番難しかったです。機械の選定から始まり、新しい機械の導入や既存の機械の改良など、様々な調整が必要でした。これらの工程を完了するのに約半年かかりましたが、無事に量産化できた時は大きな達成感がありました。」

渡邉さん
「2つあります。まず、入社当初の在庫管理。自衛隊向けのご飯パックを倉庫に預けていましたが、何ケース在庫があるのか全然把握できていませんでした。仕事を覚えたての頃、次々と発注を受けていたら、在庫が足りなくなってしまうということがありまして。営業に聞いても『いつまでにできるの?』と問われて、答えられないことが何度もありました。はじめは途方に暮れることもありましたが、製造スケジュールを参考に在庫を管理できるようになりました。手書きの台帳では限界を感じたため、パソコンを使ってエクセルで管理する方法を自分なりに整えて、ようやく把握できるようになりました。真面目に取り組んだ結果、管理がスムーズに行えるようになりました。もう1つは電話対応。自分から電話をかけたことがなかったため、入社当初は電話が苦手でした。仕事柄、電話対応は日常的に必要になるため、最初は練習も兼ねて積極的に電話対応していました。最初は相手が誰宛へ連絡しているのかもわからなかったのですが、慣れてくると、スムーズに把握できるようになり、言葉遣いも上達しました。」

- 新しい部門の立ち上げや入社当初の在庫管理、電話対応など、それぞれが困難に直面しながらも努力と工夫で乗り越えてきたことが伝わってきました。
そんなお二人がお仕事をする上で大切にされていることが知りたいです。

星野さん
「諦めないことです。特に『美味しいものを作る』という強い思いを持ち、その目標に向かって妥協しない姿勢を大切にしています。『これでいいか』とは決して思わず、とことん美味しいものを作ることに全力を注いでいます。また、『できない』とは口にしないよう心がけています。常に『どうしたらできるだろう』と考え、解決策を模索することを意識しています。この姿勢は、特に試作の段階で発揮されますね。目標とする品質に近づけるために、何度も繰り返し試作を行い、最善を尽くしています。」

渡邉さん
「とにかくチェックを何度も行うことです。ミスを防ぐためにも、空いた時間に必ず再確認するようにしています。どうしてもミスが出てしまった場合は、起こったことをメモして同じミスを繰り返さないように、自分なりのマニュアルを作るようにしています。これにより、後々自分が楽できるようになりますし、自分はもちろん、後輩が仕事をするときの助けになれたらいいなと思っています。」

- 星野さんは、美味しいものを作るという強い思いと妥協しない姿勢を大切にし、試作を繰り返すことで目標に近づけていますね。渡邉さんは、ミスを防ぐために何度もチェックを行い、自分なりのマニュアルを作成することで未来の自分や後輩の助けになるよう心がけているとのことです。それぞれが持つ信念と努力が、仕事に対する真摯な姿勢を物語っています。
今後はどのようなキャリアを歩み、仕事をしていきたいですか?

星野さん
「今後は、若手の育成に力を入れていきたいと考えています。これまで20年間培ってきたノウハウを次世代に継承できるようにし、全社的に育成に取り組みたいです。どの部署も人手不足に直面しているため、効率を上げるために少人数での運営を目指したいとも思っています。現在取り組んでいることとして、OJTにおいて、教えることの標準化を進めています。こうすることで、時間の短縮と質の向上を図りたいと考えています。口頭の説明では理解度に差が出ることが多いため、全員が理解できる指導方法を模索中です。」

渡邉さん
「まだ具体的なキャリアプランは考えていませんが、ゆくゆくは後輩ができたら嬉しいです。今は同期がいないので少し寂しいですが、営業事務に新卒が入ってきて欲しいですね。もし後輩ができた時に、仕事を教えてあげられるように自分自身成長していきたいです。そのためにも、自分のできることを大事にしながら、日々の業務に取り組んでいきたいと思います。また、様々な人とコミュニケーションを取る機会を増やしたいです。特に、工場のラインの人ともっとコミュニケーションを取れる機会を作りたいと思っています。」

- 星野さんは若手の育成に注力し、会社全体として効率的に仕事ができる体制づくりを目指したいそうです。渡邉さんは後輩の指導を見据え、自分のスキルを磨くことを大事にしたいとのこと。それぞれが将来に向けた目標を持ち、成長を続けていく意欲が伝わってきます。
少しお話が変わりますが、部署の雰囲気など教えてください。

星野さん
「商品開発の部門は、とても個性豊かです。みんなそれぞれ違った個性を持っており、その個性がはっきりとしていますね。それぞれが自分の強みを活かしながら仕事に取り組んでいるので、多様性があり、活気のある職場です。」

渡邉さん
「営業事務は、午前中はピリッとした空気が流れています。特に朝の時間帯は集中して仕事に取り組む雰囲気ですね。しかし、時間が経つにつれて徐々に落ち着いてきて、雑談が生まれてきます。人と話すことが多い部署なので、コミュニケーションが活発ですね。皆がリラックスして話しやすい環境が整っているため、和やかな雰囲気で仕事が進んでいます。」

星野さんの部署は個性豊かで、多様なメンバーがそれぞれの強みを活かして活躍しているとのことです。一方、渡邉さんの部署は、午前の集中した空気と、午後のリラックスした雰囲気がバランスよく共存しており、コミュニケーションが活発な職場となっているとのこと。それぞれの部署が持つ特徴的な雰囲気が伝わってきました。

インタビューを通じて、お二人からはプロフェッショナリズムと献身的な仕事への取り組みが強く感じられます。星野さんの開発への情熱と粘り強さが、新しい商品を生み出す原動力となり、企業全体の成長につながっていると感じました。渡邉さん自身も、入社してから半年ほどで大きな取引を任せてもらえるなど、挑戦させることにとても意欲的な企業様だと感じました。また、社員食堂でご飯パックが無料で食べられるのは、メーカーさんだからこその福利厚生とも言えますね。

挑戦できる環境、自分の発想を活かしたい人にはうってつけ

- 株式会社たかのに入社したきっかけを教えてください。

星野さん
「地元にUターンして仕事をしたいと考えていました。東京も刺激的で楽しかったのですが、長く生活するには自然豊かな場所で暮らしたいと思いまして。また、大学では食品について学んでいたので、食品業界を中心に仕事を探していました。株式会社たかのを知ったのは、説明会の時でしたね。その後、近くのスーパーでたかののご飯パックを見かけたとき、『これか!』と思い、実際に食べてみて美味しく感じたことが受けてみようと思ったきっかけです。面接などを経て、美味しいものを作っているということに共感したのが、入社の一番の決めてでした。」

渡邉さん
「就職活動を2年生の後半から始めましたが、その当時は業界や業種に特にこだわりはありませんでした。合同企業説明会に参加して食品業界に興味を持ち、特に営業事務をやりたいと考えるようになりました。いくつかの企業を見て回り、最初に選考に応募したのがたかのでした。同業他社も見ていましたが、たかのが全ての希望に合致していたため、ここに入社を決めました。」

- お二人とも合同説明会がきっかけで、株式会社たかのと出会われたんですね。
面接時に印象に残っていることはありますか。

星野さん
「役員面接ですね。当時は、社長、副社長、工場長、品質保証部課長など6人くらいに囲まれて行われました。応接室でのお偉いさんに囲まれたガッチガチの面接で、かなり緊張しましたが、真剣に話を聞いてくれる姿勢が印象的でした。」

渡邉さん
「私も役員面接です。広めの会場での面接で、マイクを使って自分のことを精一杯伝えた記憶があります。緊張して、自分でもわかるくらい声が震えていましたね。それを見かねた面接官の方が『お茶でも飲みな』という声をかけてくれたのが印象に残っています。そのおかげで少しリラックスできました。」

- お二人とも役員面接時の緊張感が伝わるエピソードですが、真剣に話を聞いてくれる姿勢や温かい声かけが印象的だったようです。
入社前と入社後のイメージの変化はありましたか?

星野さん
「入社前は、たかのの製品があまり身近になかったので、あまりイメージはできていませんでした。しかし、入社してみると、さまざまな企業と関わりながら、実に多様な商品を作っていることを知りました。これにより、たかのがいろいろな企業を食品で支えていることを実感しました。」

渡邉さん
「入社前は、自社商品の他に、大手コンビニエンスストアなどのご飯パックの製造も手掛けていて、色々な商品を作っているイメージでした。入社後に一番驚いたのは自衛隊との取引があることでしたね。また、営業事務という仕事については、営業をサポートする仕事、特に会議資料の作成などを行うものだと思っていました。しかし、入社後にはそれだけでなく、実にさまざまな業務を担当することに驚きましたね。むしろ営業の会議には、ほとんど参加しないんだな、と(笑)。入社前の想像とは異なりましたが、結果的には多くのことを学び、幅広い経験を積むことができています。」

- お二人とも、たかのさんが幅広く商品を手掛けていることに一番ギャップを感じられたんですね。私もお聞きしていて、意外と探せばたかのさんの商品が身近にありそうな気がしました。
星野さんへの質問ですが、入社後どんなキャリアを歩んでこられたか教えてください。

星野さん
「入社後、まずは製造研修として米飯のラインで3ヶ月間の研修を受けました。その後、品質保証部に配属され、品質管理の業務に従事。次に、開発担当として商品開発に携わり、様々な商品を手がけました。開発の仕事を通じて取引先とのやりとりも増え、発言に対する責任が次第に大きくなりました。入社から4〜5年で主任に昇進し、その後係長、課長とキャリアを積んでいきました。2014年頃に執行役員、2020年に取締役に就任し、現在に至ります。役員になってからは、開発だけでなく会社全体の運営にも関わるようになり、商品の構成や減価率など、経営に関わる重要な要素を常に頭に入れて仕事をしていますね。」

- 開発の仕事を通じて取引先とのやりとりや発言に対する責任が増し、現在では会社全体の運営にも深く関わりながら、継続的な成長を目指して取り組んでいると感じました。
研修のワードが出てきましたが、渡邉さんにも、研修に関するお話しをお聞きしたいです。

渡邉さん
「入社前には内定者研修があり、営業部の方と百貨店での試食販売や、出展する展示会へ同行させていただきました。入社前から社員の方と接する機会があり、入社前の不安が和らいだことを覚えています。入社後の最初の研修は、工場の製造ラインで行いました。もち、ライス、冷凍食品などの製造ラインで、1週間前後の研修でしたね。商品を覚えるために、食品の製造過程を間近で見ることができたのは、とても面白かったですし、商品知識の勉強にもなりました。その後、事務所で営業事務の仕事を、先輩社員の方から基本的にマンツーマンで教えてもらいました。特に、自衛隊向けの業務には独特の縛りがあり、その対応方法も学びました。また、色んな企業が集まる合同研修会にも3回ほど参加しました。こうした研修を通じて、業務に必要な知識やスキルを身につけることができました。研修で得た知識は、日々の業務に大いに役立っています。」

- やはり最初は製造の研修に入られるんですね!商品知識を知る上ではとても重要だと感じます。また、社外への研修の参加にも積極的なのは印象的でした。
お仕事をされてきた中で、「こんな人が向いている」「こんな人と一緒に働きたい」などあれば、教えてください。

星野さん
「自分のことだけでなく、他人のことも思いやれる人と一緒にお仕事がしたいですね。また、商品開発や品質保証の仕事には、好奇心旺盛で粘り強い人が向いていると思います。特に、『やってみたい』『やっていこう』という自発的な意欲が求められますね。」

渡邉さん
「営業事務は、人のお願いを聞いてあげられる人が向いていると思います。いろんな人からお願いされることが多いので、そうした依頼に対して『こうしてあげたい!』と思える人が特に向いています。また、『ありがとう』という感謝の言葉にやりがいを感じる人も適しています。いろんな人とコミュニケーションをとりながら楽しく仕事ができる後輩が欲しいです。」

- それぞれの仕事に求められる特性が伝わり、働く環境の雰囲気も垣間見えるような気がします。
最後に、たかのさんでお仕事をする魅力について、お話いただけますか?

星野さん
「まず社風の良さです。自由な発想を持ち、積極的に新しいことにチャレンジできる風土が魅力的ですね。何事にも挑戦できる環境が整っており、やってみたいことがある人、自分の言ったことを形にしたい人にはとてもおすすめの会社です。」

渡邉さん
「面白い人がたくさんいることです。どの部署にも個性豊かな人が多く、そのおかげで仕事をしていてとても楽しいです。各部署で異なる特徴を持つメンバーと一緒に働くことで、新しい発見や刺激があり、毎日が充実しています。」

今回のインタビューを通じて、お二人から共に感じられたのは「挑戦する姿勢」と「コミュニケーションの重要性」が大切だということでした。たかのの職場環境は、多様な個性を尊重し、従業員が自発的に成長できる風土が根付いていることが伺えます。その根底には、「新潟の美味しいものを、色々な方に届けたい」「美味しさをとことん追求したい」という思いがあるのだと感じました。自分の発想力や行動力を活かしたい、新潟の食に関わりたい、コミュニケーションを大切にして仕事をしたい、そんな人におすすめしたいと感じた企業様でした。

求人情報

仕事内容

■商品開発
新規商品の立ち上げ、既存商品のリニューアル時に中心となって進める部門です。原料の品質確認、商品の試作、評価、改良を繰り返し、商品化に繋げます。試作レベルのテーブルテストから、製造ラインでの大量生産に移す際は、製造部門、品質保証部門、機械部門と打合せをしながら、テストを進め、製造ラインに落とし込む作業まで行います。取引が決まったら、商品を紹介する書類の作成やコストの計算も行います。

■品質保証
安心安全な商品を届けるために、製造ラインを管理する部門です。製造時のルール作りや製造ラインの衛生検査、製造現場の改善、改良を行います。たかのの品質保証は現場に即しており、製造ラインに足を運ぶ機会も多く、実際に自分の目で見て、耳で聞いて製造ラインの問題点や危険箇所を見つけ出し、改善、改良する仕事が主です。その他にも製造された商品の品質検査やお客様からの商品に関するお問い合わせ対応用務もあります。

■生産管理
製造機械を使って製品を製造する部門です。製品の製造の他にも、製造する前の準備として受注に基づいた製造計画の作成や人員配置の作成を行います。また、製造予定に合わせて必要な資材や原料の発注業務や在庫の管理も行います。他にも商品開発時には、ラインテストから立ち会うなどの協力を行い、製造ラインへの落とし込みも行います。

■事務
営業事務は、商品の配送手配や請求書の作成など、営業のアシスタントをする仕事です。営業より依頼があった場合には、取引先へサンプルの送付なども行います。

■営業
商品を取引してもらえるよう問屋や食品メーカー、スーパーなどの小売店に営業する仕事です。また、お客様からの要望を収集し、プライベートブランド商品の開発窓口となります。お客様からの要望を商品開発部門と共有しながら、新規商品の開発、既存商品のリニューアルに繋げます。また、販売促進のための広告宣伝やイベント企画などのプロモーションを行います。

■工務
1. 生産管理
製造機械を使って製品を製造する部門です。製造する他にも省人力化や製造効率改善のための提案・機械のテストにも参加し、ロス削減を図ります。

2. 機械、設備保全
自社の機械全般やインフラ関係の保守点検を行う部門です。使用している機械が故障しないように定期的にメンテナンスや点検を行います。故障してしまった場合には、部品交換や溶接などを行い、修理しています。また、電気・水道等のインフラ関係の保守点検を行います。

3. 機械設計、生産技術開発
自社で使用する機械の設計や、新しい製造技術について研究する部門です。たかのでは「おいしさ」にこだわることから、独自の製法を実現するため、自社で製造機械を開発しています。そのため、機械の企画、設計、組立てを自社で行っています。他にも製造効率を上げるため、より品質の高い商品の製造をできるようにするために機械の改善や改良を行います。

■農業
赤飯の原料となるささげ豆やそば、米などの栽培・収穫作業。冬期間は食品工場本社で製造や事務作業を行います。2023年から地元のクラフトビール製造用にホップの栽培を開始。新たな事業にも積極的に取り組みます。

■スーパー(バイヤー・店長候補)
小千谷市内にある地域密着型のスーパーでの勤務になります。販売促進のための企画、お店の棚づくりなど行っていただきます。

募集要項

募集職種■商品開発
■品質保証
■生産管理
■事務
■営業
■工務
1. 生産管理
2. 機械、設備保全
3. 機械設計、生産技術開発
■農業
■スーパー(バイヤー・店長候補)
募集条件大学院・大学・短大・高専・専門学校卒業見込み
※文理不問
雇用形態正社員
勤務地■新潟本社
 商品開発、品質保証、生産管理、事務、営業、工務、農業
 ※関東圏エリアの営業職の人は在宅ワークで関東から通える範囲で直接営業に行っていただきます。

■店舗:新潟県小千谷市本町1丁目13-27
 スーパー(バイヤー・店長候補)
勤務時間■商品開発、品質保証、事務、営業
 8:30~17:30
 ※実働8時間/1日
 ※休憩:80分
 ※研修期間中は製造ラインでの作業のため下記の勤務時間帯となります。
  シフト制
  ・日勤:9:00~18:00
  ・夜勤:23:00~翌8:00
  ※実働8時間(休憩:80分)
  ※配属のラインによっては時間帯が異なります。

■生産管理、工務、農業
 シフト制
 ・日勤:9:00~18:00
 ・夜勤:23:00~翌8:00
 ※実働8時間(休憩:80分)
 ※配属のラインによっては時間帯が異なります。

■スーパー(バイヤー・店長候補)
 8:20~17:40
 ※実働8時間/1日
 ※休憩:80分
給料■初任給
・商品開発、品質保証、営業、工務(機械・設備保全、機械設計・生産技術開発)
 - 月給220,000円【内訳:基本給190,000円、固定残業給30,000円(固定時間23時間分)】
 ※固定残業時間を超えた場合は、超過分の割り増し分が支払われます。
・事務、工務(生産管理)
 - 月給210,000円【内訳:基本給180,000円、固定残業給30,000円(固定時間23時間分)】
・生産管理、農業、スーパー(バイヤー・店長候補) 
 - 月給200,000円【内訳:基本給170,000円、固定残業給30,000円(固定時間23時間分)】
■昇給
 年1回(5月)
■賞与
 年2回(8月、1月)
■各種手当
・全職種共通
 住宅手当
 家族手当
 技能手当
 通勤手当の諸手当(社内基準に準ずる)
・商品開発、品質保証、生産管理、事務、営業、工務、スーパー(バイヤー・店長候補)
 資格手当
・事務、営業
 営業手当
休日休暇■商品開発、品質保証、生産管理、工務、農業、スーパー(バイヤー・店長候補)
・年間休日110日(当社カレンダーによる)
 - 週休制(日)、GW、お盆、年末年始
・シフト制
・慶弔休暇、有給休暇

■事務、営業
・年間休日110日(当社カレンダーによる )
 - 週休2日制、GW、お盆、年末年始
・研修期間中の製造職はシフト制
・慶弔休暇・有給休暇
福利厚生・待遇■社会保険完備(雇用、健康、労災、厚生年金)
■資格取得講習及び取得補助
■新入社員研修
■産休・育児休業制度
■自社製品ごはんパック無料食べ放題(昼食時)
■自社スーパー特製弁当販売有(例:ステーキ丼・オムライス・中華丼等)
■社宅有

求人企業情報

社名株式会社たかの
URLhttps://takano-niigata.co.jp/
本社所在地新潟県小千谷市大字千谷甲2837-1
設立1951年4月
資本金8000万円
売上高60億円(2024年3月期)
代表者高野 浩和
社員数175名(2023年2月)

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