
鉄とともに歩むキャリア
#新潟市 #金属製品 #商社(鉄鋼・金属) #サービス(その他) #営業

八代琳平さん(写真上)
新潟市東区出身。高校時代はボート部に所属 。白鵬大学 経営学部から新潟大学経済科学部 へ編入。公務員志望から民間企業へと舵を切り、カフェで偶然出会った社長の言葉をきっかけに藤田金屬へ入社。現在は宮城県の東北コイルセンターで営業として活躍中。レコード鑑賞が趣味で、休日は音楽に浸る時間を大切にしている。
植村友哉さん(写真下)
新潟市西区出身。新潟商業高校 でバスケットボール部に所属し、新潟国際情報大学情報学部経営学科 へ進学。合同説明会で知人の紹介により藤田金屬と出会う。本社のレーザーセンターで営業を担当し、新潟から東北、名古屋まで幅広いエリアをカバー。社会人バスケットを続けながら、父親とのゴルフも楽しんでいる。


お客様との信頼関係が、営業の醍醐味
― お二人の具体的なお仕事の内容について教えてください。
八代さん
「薄板事業部で、薄い鋼板をお客様に提案・販売する仕事をしています。担当しているのは主に商社さんで、東北6県をカバーしているため、山形や仙台を中心に営業活動をしています。現在は約30社のお客様を担当していて、メインのお客様には1ヶ月半〜2ヶ月に1回は必ず訪問するようにしています。商社さん経由での取引が多いので、メールでの見積もり対応も日々の重要な業務ですね。」
植村さん
「レーザーセンターで営業をしています。厚板形鋼事業部に所属しており、建築関連のお客様がメインで、特に二次加工業者さんや三次加工業者さんなどが多いのが特徴です。ステンレスや鋼材の切り板を扱っていて、担当エリアは新潟市内から東北、そして最近は名古屋まで広がっています。八代さんと違って、私はエンドユーザーさんとの取引が多いので、実際に製品になった姿を見られるのがこの仕事の魅力ですね。」
― 二人とも営業職として活躍されていますが、担当エリアやお客様の特性が異なるようですね。
次に、実際の1日の仕事の流れをお聞きしたいです。
八代さん
「8時半に出社して、まずメールチェックと前日までの実績確認から始めます。午前中は担当しているお客様で、毎日必ずやらなければいけない業務を11時までに片付けます。12時頃に出発して、車で移動しながら現地でお昼を食べて、午後1時くらいからお客様のところで1〜2時間ほど商談や情報交換をします。4時半頃に事務所に戻り、訪問中に溜まったメールや見積もり対応をして、5時半に退社という流れです。」
植村さん
「私も8時半出社です。午前中は事務処理、特に見積もりや注文対応に集中しています。昼前後に外出して2〜3時間ほど営業活動をして、4時半頃に帰社します。外出中に溜まった業務を処理して、できれば定時に上がりたいなと思いながら仕事をしています。出張の場合は1日がかりになることもありますね。先日も名古屋に行って、新規のお客様訪問をしてきました。」
― お二人とも効率的に業務を組み立てているのが印象的です。
実際、残業や休日出勤などはあったりするのでしょうか?
八代さん
「残業は本当にタイミング次第ですね。やることがなければ全く残業しませんが、業務が重なった時は1時間くらい残業することもあります。ただ、プライベートと仕事はしっかり分けていて、休日に仕事をすることはありません。やるべきことは平日の勤務時間内にしっかりやる、というメリハリをつけています。」
植村さん
「私も同じような感じです。週に1回は定時で上がれるようにしていますが、残業する時は大体19時前後までですね。プライベートと仕事は分けるようにしていますが、営業なので有休取得時に電話対応をすることもあります。その場合は最低限の対応をして、事務所に連絡してもらうようにしています。」
― ワークライフバランスを大切にしながら、お客様対応もしっかりされているのですね。実際の業務をされていてやりがいを感じるのはどのようなことですか?
八代さん
「ベタですけど、お客様が『うちの会社から買った』じゃなくて『八代さんから買った』と言ってくれた時が一番嬉しいですね。例えば、A社とB社で迷っているお客様に、最終的な判断理由を聞いたら『八代さんだから』と言ってもらえたことがあって。価格や納期も大事ですが、人として信頼してもらえたと感じられる瞬間が、この仕事の一番のやりがいです。」
植村さん
「私はエンドユーザーさんが多いので、自分が納めた鋼材が実際に製品になっているのを見た時にやりがいを感じます。担当しているお客様の中には、海外の特殊車両を作っている会社や石油タンクを作っている会社があって、工場に行くと自分が入れた材料が加工されて大きな製品になっている。それを見ると、改めてこの仕事のすごさを実感しますね。」
― お二人とも、お客様との関係性や製品の行方に喜びを感じているのですね。
逆に大変だなと感じることはありますか?
八代さん
「鉄という素材自体が古くからあるもので、技術も進化してきているので、材料の種類や用途が本当に複雑なんです。お客様から聞いたこともない材料名を言われて、調べても出てこないことがあります。メーカーごとに呼び方が違うこともあって、例えば日産ではこう呼ぶけどトヨタでは別の呼び方をする、といったことも。慣れれば大丈夫だと思いますが、知識を身につけていくのが大変ですね。」
植村さん
「商社さん経由の取引が多いので、情報の伝達が難しいと感じることがあります。加工屋さんが商社さんに伝えて、商社さんが私たちに伝えて、私たちが別の加工屋さんに伝える、という流れになると、どうしても情報が正確に伝わりにくい。末端同士で直接話せればいいんですけど、業界的にそれはタブーとされているので、いかに間に入る複数の会社に分かりやすく伝えるかが課題です。」

― 業界特有の難しさもあるのですね。
次に、仕事をする上で大切にしていることや、今後の目標はありますか?
八代さん
「相手の立場に立って考えることを大切にしています。お客様に何か伝える時に、こう言ったら相手はこう返してくるだろうな、と先回りして考えるようにしています。1年目の頃は知識不足で言い返されて黙ってしまうことが多くて悔しい思いをしたので、それ以降は事前準備をしっかりするようになりました。目標としては、今担当しているお客様を大事にしながら、新しく引き継いだお客様には『前の担当者より良い』と言ってもらえるような営業になりたいですね。」
植村さん
「私も八代さんと似ていて、二次加工業者さんや三次加工業者さんの難しい加工内容を、自分なりに理解して分かりやすく伝えることを意識しています。あと、『こう書いたらこう聞かれるだろうな』と予測して、逆に聞かれないように見積もりの時点で注意事項を書いておく、といった工夫もしています。目標は、業界的に厳しい状況ではありますが、競合に勝ち抜いていくこと。そして先輩の負担を減らして、部署全体がより良くなるように力をつけていきたいです。」
― お二人とも、お客様とのコミュニケーションを大切にしているのが伝わってきます。
少し話は変わりますが、部署内の雰囲気や一緒に働く方達の人柄はどうですか?
お二人の上司の方のお話もお聞きしたいです。
八代さん
「東北コイルセンターは事務所で25人、工場で30人くらいの規模です。営業は比較的若くて、私以外にも20代が4人ほどいます。全体的に和気あいあいとしていて、上下関係もガチガチではなく仲が良いですね。特に営業メンバーは新潟で採用されて宮城に配属された人が多いので、似た境遇ということもあって一体感があります。上司の営業リーダーは本当に頼りになる方で、困ったことがあれば何でも答えてくれます。席も隣なので雑談も多くて、とても話しかけやすいですね。」
植村さん
「本社のレーザーセンターは事務所で20人弱、工場を含めると30人くらいです。営業は男性が多くて、事務は女性が多いのが特徴ですね。年齢層は営業だと私の上が50歳手前の方なので、だいぶ離れています。東北と比べると少し静かな職場ですが、質問すればしっかり答えてくれます。上司は本当にお客様とのやり取りが上手で、レーザーセンターの取引先を新潟や近県から東北、関西まで広げた方なんです。明るくて話しかけやすく、知識も豊富なので、すごく頼りにしています。」
ライターからのコメント
お二人とも、営業としての基本である「お客様の立場に立つ」ことを徹底しているのが印象的でした。特に八代さんの「八代さんだから買う」と言われた時の喜び、植村さんの「自分が納めた材料が製品になる瞬間」の感動は、商社営業ならではのやりがいだと感じます。若手でも裁量を持って働ける環境、困った時に頼れる上司の存在が、二人の成長を支えているようです。

偶然の出会いが、キャリアの始まり
― 藤田金屬に入社したきっかけを教えてください。就職活動の際に軸としていたものも知りたいです。
八代さん
「実は私、最初は公務員志望だったんです。新潟県庁を第一志望に、国家公務員なども受験していました。でも、結果的に新潟県庁には合格できず、国税庁からは内定をもらったものの、1年間また学校に通わなければいけないと知って。公務員試験の勉強をずっと続けてきた中で、もう一回勉強するのは違うなと思い、民間企業への就職に舵を切りました。最初は税理士法人など、税金に関連する業界を中心に探していましたね。」
植村さん
「私は営業職という軸で就職活動をしていました。人と話すのが好きだったので、事務作業よりも営業の方が向いているかなと。最初は金融業界や商社を見ていて、結構幅広く受けていました。正直、コロナ禍で就職が厳しいと言われていた時期だったので、それが一番怖くて、かなりの数の企業を受けましたね。」
― お二人とも異なる方向から就職活動をスタートされたんですね。
最初に藤田金屬のお話を聞いて、どのように感じましたか?
八代さん
「実は、偶然の出会いなんです。友人がやっているカフェで、就職活動がうまくいかないという話をしていたら、そのお店に今の社長がいらっしゃって。常連だったらしいんですけど、私の話を聞いていて『うちを受けてみなよ』と声をかけてくださったんです。不思議な出会いだなと感じて、これは何か縁があるのかもしれないと思いました。」
植村さん
「私は合同説明会で知り合いが働いているのを知って、話を聞きに行きました。採用担当が説明してくださって、すごく良い印象を受けましたね。知人の紹介という安心感もあって、そこから選考を受け始めました。」
― 面白い出会い方ですね。
選考時に印象に残っていることはありますか?
八代さん
「面接で予期せぬ質問がありました。私、栃木県の大学に2年間通っていたんですが、面接の役員の方から『栃木にいたけど、新潟戻って大丈夫?』って聞かれて。その時は『冷凍技術も発達してますから!』って、訳の分からない答えをしてしまって(笑)。でも、全体的には和やかな雰囲気で、意地悪な質問や詰めてくるようなことはなく、やりやすい面接でした。」
植村さん
「私も緊張しましたね。オンライン面接が中心だった時代から、実際に役員の方々と対面する形式になったので、その人数の多さに最初はビックリしました。でも始まってみれば、必要なことを必要なだけ聞いてくれる、比較的進めやすい面接だったと思います。」
― それぞれ印象的なエピソードがあったのですね。
お二人の入社の決め手を知りたいです!
八代さん
「一番は両親の意見でした。両親に相談したら『藤田金屬、いい会社じゃない』と好印象だったんです。あとは、やっぱり社長との不思議な出会いに賭けてみたいという気持ちが大きかったですね。大学生の時って、そういう縁とか出会いとかに弱いじゃないですか(笑)。それと、税理士法人からも内定をもらっていたんですが、国税庁の経験から『また勉強するのは違うな』と思ったこともあり、藤田金屬に決めました。」
植村さん
「複数の会社から内定をもらっていたんですが、決め手は三つありました。一つは会社の歴史と鉄鋼業界の安定性。二つ目は、社長が若くて魅力的だったこと。70代の社長が何を喋っているか分からない、というよりも、30代、40代の若くて発言に説得力のある社長についていきたいと思いました。三つ目は、金融業界について友人の親から『あまり良くないよ』という生の声を聞いたこともあって、業界的な不安があったんです。総合的に考えて、藤田金屬が一番良いと判断しました。」
― しっかりと考えて決断されたのですね。
入社前と入社後で、ギャップに感じたことはありましたか?
八代さん
「歴史のある会社なので、入社前は上下関係がガチガチなのかなと勝手にイメージしていました。でも実際は全然そんなことなくて、時代に合わせて柔軟に制度が変わっているんだなと感じました。いい意味でのギャップでしたね。」
植村さん
「私は営業のイメージが変わりました。法人営業と言っても、中古車屋さんの営業やイオンで水を売るような営業を想像していたんです。でも実際はBtoBで、昔からつながりのあるお客様との関係を大切にする仕事でした。訪問しても『最近どうですか?』という世間話が多くて、いわゆる“営業営業した営業”ではなかった。思ったよりやりやすい、という良いギャップがありました。」

― 入社時の研修などのお話をお聞かせください。
八代さん
「入社後、最初の1週間は本社で同期全員が集まって、外部講師の方から社会人マナーを学んだり、各支店や工場を見学したり、グループワークをしたりしました。配属は2月頃に発表があって、私は宮城と知らされました。正直『まじか』と思いましたね(笑)。配属後は3日間、安全教育などの座学研修があって、その後1〜2ヶ月間は工場で実際の加工作業を学びました。現場を知らないと営業はできませんから。」
植村さん
「私も1週目は研修で、2週目から配属でした。ただ、私の場合はちょっと特殊で、社会人バスケで左手を骨折してしまって。本来3週目から始まる工場研修ができなかったんです。だから5月、6月は営業の方と同行して、7月から工場研修という、みなさんと逆のパターンになりました。一番暑い夏の時期に工場研修でしたね(笑)。」
― 入社後から今に至るまでのキャリアステップを教えてください。
八代さん
「工場研修が終わった5月頃から、先輩社員に教えてもらいながら営業の仕事を始めました。基本的には先輩のお客様を引き継いでいく形で、同行訪問をしながら、隣の席で日々の業務を教えてもらいました。2年目には同期が集められて研修もありましたね。階層別の研修制度がしっかりしていると感じます。」
植村さん
「工場研修が終わったのが9月、10月頃で、そこから先輩方と同行したり、見積もりや注文の作り方を教えてもらったりしました。1月の初めから顧客の引き継ぎが完了して、そこから一人立ちという感じです。今は新潟市内から東北、名古屋まで、徐々に担当エリアが広がっています。」
― 成長していく過程が見えますね。
入社してから感じた、藤田金屬のいいところを教えてください。
八代さん
「鉄っていろんな業種のお客様が使うので、いろんな業界の方と会話できるのが楽しいです。住宅を扱っているお客様と話せば今の家のトレンドが分かったり、自動車関係のお客様なら最新の技術の話が聞けたり。自分の知識がどんどん増えていくのを実感できるのが、この会社の、そして商社の魅力だと思います。」
植村さん
「私も八代さんと似ていて、いろんな業種の方とお話しできるのが良いですね。それに加えて、私の部署は担当エリアが広いので、東北から関西までいろんな地域の方と関われる。出張もあるので、仕事をしながら各地のおいしいものも食べられます(笑)。先日も名古屋に行って、ひつまぶしや味噌カツ、手羽先を楽しんできました。」
― 最後に、どのような人が藤田金屬に向いているか、お二人の考えについて教えてください。
八代さん
「人と話すのが好きな方、好奇心がある方はすごくおすすめです。知りたいという気持ちがあれば、お客様との会話が楽しめますし、信頼関係も築きやすい。逆に、自分を外に出すのが苦手な方は、ちょっと改善が必要になるかもしれません。でも、そういう部分は仕事をしながら成長できる部分でもあると思います。」
植村さん
「私の上司が本当にいろんな会社とのつながりを持っている方で、それを見ていて思うのは、興味がある方が向いているということです。例えば、トラックを見て会社名が入っていたらちょっと調べてみるとか、そういう小さな好奇心を持っている方。それが知識になって、お客様とお話しする時に役立ちます。知的好奇心がある方は、本当にこの仕事に向いていると思いますね。」
ライターからのコメント
八代さんの「カフェでの社長との出会い」、植村さんの「知人が働いていたことがきっかけでつながった縁」。二人の入社ストーリーは、まさに“縁”という言葉がぴったりです。そして入社後は、しっかりとした研修制度と先輩方のサポートのもと、着実に成長している様子が伝わってきました。「好奇心」と「人と話すことが好き」という共通点を持つ二人の言葉からは、藤田金屬が求める人物像が見えてきます。

求人情報
仕事内容
| ■各種鋼材の販売・加工 ■土木・建築用重量・軽量仮設材のレンタル ■各種設計・施工 当社では、商社の機能と、最新鋭の各種加工設備でお客様のニーズに合わせた加工を行います。土木・建設分野においては鋼材販売の他、重仮設・軽仮設のレンタル事業や各種施工も網羅し、鉄に関するあらゆるニーズにお応えできる体制を整えております。 |
募集要項
| 募集職種 | 営業 |
|---|---|
| 募集条件 | 2027年3月卒業見込の方、あるいは卒業後3年以内の方を募集します。 |
| 勤務地 | ■本社/新潟市 ■新潟県内事業所/新潟市、燕市、三条市、長岡市 ■新潟県外事業所/秋田県、山形県、岩手県、宮城県、福島県、長野県、富山県、埼玉県 |
| 勤務時間 | 8:30~17:30(休憩1時間) ※2024年度年間所定労働時間 1984時間(1週当平均約38時間) |
| 最寄り駅 | 新潟駅 |
| 給料 | 【給与】 2025年4月初任給見込(基本給 月給) 大学・大学院卒 232,000円 短大・専門卒 218,000円(2年制) 【諸手当】 (共通支給の手当) 時間外勤務手当・通勤手当 (該当者支給の手当)転勤手当・帰省手当・資格手当・等級手当・役職手当 |
| 休日休暇 | 日曜日・祝祭日・土曜日・夏季・年末年始(2025年度年間休日数120日) ※年間休日数は一斉有休3日を含む ※月によって土曜出勤有(会社カレンダーによる) |
| 福利厚生・待遇 | 【福利厚生】 制度/従業員貸付、フジタの休業支援(長期所得補償) 健康管理/定期健康診断 厚生施設/契約保養所あり その他/借上社宅、社有車貸与、社員旅行 【保険】 健康保険・厚生年金保険・雇用保険・労災保険 【教育制度】 OJTトレーナー制度、階層別研修、自己啓発学習、小集団活動、海外研修 他 |
求人企業情報
| 社名 | 藤田金屬株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.fujita-kz.com/ |
| 本社所在地 | 新潟県新潟市中央区八千代一丁目7番20号 |
| 設立 | 1948(昭和23)年4月1日 |
| 資本金 | 8,000万円 |
| 売上高 | 406億円(2024年3月実績) |
| 代表者 | 代表取締役社長 今井 幹太 |
| 社員数 | 445名(2024年10月現在) |



