環境に優しい未来を創る
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事業も企業も 共に明るい未来を目指して
新潟市東区にオフィスを構える、株式会社テクノナガイソラーレ。スマートエネルギー事業という名称で太陽光発電を専門に取り扱っています。昭和22年創業の株式会社テクノナガイから、令和5年1月に部門の分社化をし、新たな一歩を踏み出した企業です。
元々はテクノナガイで社長を務めていた長井 裕三社長が、現在はテクノナガイソラーレの代表取締役を務めていらっしゃいます。
「太陽光発電」というと、昨今では再生可能エネルギーとして聞く機会の多いフレーズではありますが、専門的な技術や知識を持っている企業は、新潟県内ではテクノナガイソラーレを含めて2、3社しかないとのこと。その理由には、技術面の難しさや、製品の進化スピードによる対応の難しさがあるそうです。
日々、著しいスピードで変化していく事業、そして分社化という、新たな出発。様々な変化の中にある現状について、入社4年目、営業部で係長を務める渋谷 優樹(画像左)さんと、2年目、同じく営業部で主任を務める安達 歩さん(画像右)のお二人に、お話をお聞きしました。
良い変化を目指して
お二人ともに営業部でお仕事をされていますが、渋谷さんはシステム関連の業務も兼務されているそうですね。お二人の具体的な業務について教えてください。
渋谷さん
「2人とも営業部に所属していますが、私は営業というより営業サポートに近いポジションで、太陽光発電の設計やメンテナンスなどに携わっています。そのため、業務のほとんどがデスクワークです。他にもWEBサイトやSNSの更新、インターネット上に掲載している広告の管理も行っています。現場に出るのは、設置後のメンテナンスの時や、故障や落雷などトラブルが起きた時です。そのため、法人のお客様のところへ行って商談、といった営業業務は行っておりません。」
安達さん
「私は主に、実際に法人のお客様のところへご訪問し、色々とご提案させていただくことがメインとなっています。ご提案からお見積り、契約や工事計画、発注、メーカー様とのやりとりも行います。対人での業務が多いですね。」
同じ営業部でも違いが大きいと感じますが、このような業務の割り振りは入社当時から決められていたのでしょうか?
渋谷さん
「私は、前職では法人営業を行っていたので、入社してからも半年ほど法人営業を担当しておりました。しかし、太陽光発電の現場でもネットワーク分野の専門的な知識が必要になりまして、ちょうど私が元々ネットワーク分野に関する経験や知識も持っていたので、ならばそれを生かしていこう、という流れになり、現在の業務を任されるようになりました。設置工事や運用に関する知識や技術は、施工においてはもちろん、営業においても強みになります。メーカー様とのやりとりや、施工現場では専門的な話が飛び交いますので、そのような際に役立っています。」
安達さん
「私は、営業職も未経験での入社でした。電気関係の知識もなかったので、現在も学び続ける日々です。渋谷の言う通り、メーカー様とのやりとりや施工現場での会話では、知識がないと対応出来ない部分が多くあります。その都度調べたり、先輩方に聞いたりして対応していますが、2年目に入ってもまだまだ足りない部分が多いと感じます。」
専門的な知識が重要、というと、工学を学ばれている方や、電気関係の知識を持つ方なければ入社は難しいのでしょうか?
安達さん
「中途入社ですが、私も未経験で入社しています。進んで学んでいこうという意欲や姿勢があれば大丈夫だと思います。」
渋谷さん
「私もそう思います。知識や経験は、確かに持っていた方が役立ちますが、絶対ではないと思いますね。会社としても、事前にこれを取得しておかなければいけないといった資格はありません。ただ、電気工事士の資格取得は推奨しています。会社から資格取得の補助や手当もありますよ。」
少しお話しが戻りますが、法人営業というと、飛び込み営業や新規獲得のために奔走する、というイメージもありますが、御社の営業部ではいかがでしょうか?
安達さん
「飛び込み営業は多くはないですね。過去に数日だけ行った憶えはありますが、現在は全く行っていません。」
渋谷さん
「私もないですね。私は入社してから1回もないと思います。ありがたいことに、現在はお客様の方から電話やホームページを通じて多数お問い合わせをいただいて、そこからご契約に繋がるケースがほとんどです。今後も飛び込み営業を行わなくても、お仕事をもらえるように、仕組み作りに力を入れています。そもそも、社長があまり飛び込み営業に関して、必要性を感じていないみたいなんですよね。」
長井社長が率先して、その方針なのですね。
渋谷さん
「はい、非効率的だと判断しているようです。分社化される前は、テクノナガイの一部署として太陽光発電を取り扱っていましたが、部署の発足当時は飛び込み営業も行っていたそうです。初めはそういった取り組みもしなければお客様獲得に繋がらなかったのですが、その後は状況の変化もあり、逆に時間や労力の面で非効率的だ、となったそうです。」
安達さん
「営業方法に限った話ではなく、社長の長井は働き方をより良く変えていこうと、とても柔軟な考えを持っている人だと思います。」
渋谷さん
「設備工事といった現場仕事は、残業や休日出勤が多い、大変な仕事というイメージを持たれがちです。それを先進的に払拭していく、そんな企業になることを目指しています。やはり、労働条件や環境が悪ければ、人も入ってこないですから。そこをより良くすることで、より多く、より熱意のある人たちと巡り合う機会が増えたらいいですよね。おかげで大分、働き方に関するシステムが変わりました。とはいっても、お客様の都合上、現場での設置工事は土日に行われることも多いです。土日祝日が休みですが、休日出勤となったり、平日であっても始業時間前の早朝から始まったりすることもあります。ですが、その分の代休をしっかり取らせる、フレックスタイム制を導入する、といった形でフォローしています。社内の雰囲気もあってか、代休やフレックスタイムの取得はとても気軽に行うことができます。」
安達さん
「ご家庭の事情に合わせて変化させる、といったことはしやすいですね。例えばお子様の送迎があるから、といった内容でも時間をずらすことが可能です。」
企業として、とても素晴らしい姿勢ですね。
テクノナガイソラーレの始業は9時00分、1時間の休憩をはさんで、終業は17時30分です。コアタイムが設けられていますが、皆様フレックスタイム制を利用しています。
フレックスタイム制を導入した経緯も、1人の社員の提案がきっかけだったそうです。日々、より良い環境を目指し、企業の在り方を柔軟に変えていこうとする長井社長の考えは、しっかりと働いている社員にも伝わっている様です。
多くの変化は可能性の多さ
お二人がテクノナガイソラーレに入社する際、決め手になったことは何でしょうか?
安達さん
「私はまず、新潟で働き続けられることが前提でした。その中で、地域のために何か出来る企業がいい、と考えておりました。そこで、転職エージェントから提案をしていただいたことがきっかけです。全く知識の無い分野でしたが、地域や未来のためになる、面白そうな仕事と思いました。決め手となったのは、勤務形態が自分にあっていたこと、そして働く環境をより良くしていこうと、社長がこれからの時代に合わせた変化に対して、柔軟な考え方を持っていたことです。会社自体が変化にとても受容的なのだと感じましたね。」
渋谷さん
「私は前職で法人営業をやっていましたので、それを活かせる企業であれば、と考えており、そんな中で太陽光発電という事業に出会いました。私も当時は、太陽光発電に対して知識がなかったのですが、街中に目を向けてみると、あちらこちらに設置されていることに気が付きました。これから需要が増えていく、設置が増えていくのかなぁ、と思いましたね。その後、社長の長井と、当時の上司にあたる方と話をさせていただきまして、そこで会社の企業姿勢に感銘を受けました。」
そこでのお話は、どのような内容だったのでしょうか?
渋谷さん
「私が前職で務めていた会社では、元請けと下請けの力関係が色濃く出ている環境だったんです。私は元請け側の立場で、言い方は悪いですが、下請けの企業をこき使うような状況で、常々その関係性が嫌だなと思っていました。そんな中、社長の長井は『弊社では下請けとは言わないんですよね。協力会社様と呼んでいます。』と話してくれました。長井には『みんなで良くなっていこう』という思いがあります。『自社の労働環境や待遇を良くして、社員だけでなく、社員の家族にも良い会社だと思ってもらいたい。もちろん協力会社様にもしっかり儲けてもらい、お客様にもメリットのある設備を導入してもらって還元できる、そんな三方よしのいい提案をできるようにしていきたい。そんな企業にしていきたい。』と話していました。それを聞いて前職での不満が解消できる働き方が出来るのではないか、と思ったことが決め手でしたね。」
お二人とも、長井社長、そして企業の姿勢に魅力を感じられたのですね。
入社後、日々の業務に取り組む中で、やりがいや難しさを感じる場面はありますか?
安達さん
「私は2年目に入り、初めてお客様を担当させてもらいました。まだ完全に対応が完了したわけではないですが、作業完了の目処もたちまして、無事に終わる!という達成感が大きいです。難しさを感じるのは、やはり技術や分野の知識についてです。メーカー様との会話についていくのがやっとで、未熟さを痛感しています。」
渋谷さん
「私は設計やメンテナンスなど様々な業務に携わっていますが、やりがいを感じるのは自分が設計した図面の内容がバチッとはまった時ですね。自分の考えが、現場で思った通りに反映された瞬間はよしっ!と思います。難しさを感じるのは、変化の早さですね。東日本大震災の後に太陽光発電が普及し始めましたが、当初は『太陽光発電では発電した電気を売って売電収入を得ること』が主な目的だったんです。投資に近いものですね。最近は、発電した電気の利用方法も、売らずに自分で使う『自家消費』という使い方が主流になってきています。電気料金の値上げもあり、今では電気料金削減のために設置するのが主な目的になってきているといった変化があります。そういった流れに合わせて、太陽光発電に関わる制度や製品の変化も著しいので、自社のような関連企業は変化に遅れないよう、知識やノウハウをアップデートし続けなければなりません。県内では、ついていける企業は本当に少ないのが実情ですね。」
注目されていて、かつ比較的新しい技術ということもあり、変化が早いのですね。
業務を行なってきた中で一番思い出に残っている出来事というのはありますか?
渋谷さん
「現在の太陽光発電設備は、設置後に遠隔監視が出来るようにする所がほとんどです。そのため、何か不具合が起きていないか、出社後すぐにチェックを行ないます。私が対応した中では、一度落雷で大きな被害を受けたお客様がおりました。全ての家電が故障してしまうほどの被害で、もちろん太陽光発電の装置もダメになってしまいまして・・・。その頃はちょうど半導体不足の時期と重なり、交換する機器が全然手に入らなくて復旧までだいぶお時間を頂いてしまいました。普段はここまで納期がかからないのに、こんな事は初めてでしたね。お待たせしてしまったお客様とも密にやり取りを続けて、早めに設備を復旧させることができた時には『対応が丁寧で安心できた』と感謝されてほっとしました。」
渋谷さん
「太陽光発電設備でトラブルが起きる場合の多くは、落雷によるものです。何かお客様の設備に故障やエラーが起きた時は現場に出向く必要がありますので、雷の日は落ち着かないですね。」
安達さん
「私は失敗した経験なのですが・・・太陽光パネルを設置する当日にパネルを取り付ける金具の発注ミスがあり、パネルを張り付けられなくなる状態になってしまいました。工事のスケジュールもタイトに組んでしまっており、その日にどうしても工事しなければならかったのでとても焦りましたね。なんとか関連業者様にお願いして金具を確保できたので、希望通りの日に工事が出来たのですが、本当に焦りました・・・。忘れられない日になりましたし、良い勉強にはなりましたね。」
お二人とも、思わぬ出来事を経験されていらっしゃるのですね。
業務を行う上で、「こういった人が向いている」というお考えはありますか?
安達さん
「必要な知識について、積極的に学んでいこうという姿勢や意識が、やはり必要だと思います。それに加えて、変化に寛容であった方がいいかなと思います。変化に対してポジティブに考えられることが、どの仕事にも言えますが重要ではないかと思います。事業内容も会社自体も、良い方向に、ですが色々と変化しているので、必要な要素だと思いますね。」
渋谷さん
「新しく出発したばかりの企業ですから、これからも様々な変化があると思います。外から見たらベンチャー企業ですよね。でもその分、可能性も沢山あると考えています。私自身、外出した際にスーパーや企業様のオフィスに発電パネルが設置されているのを目にすると、この事業の可能性を実感します。」
テクノナガイソラーレの事務所は、今年の分社化に伴い、新しく東区に設立されました。木の温もりとお洒落なインテリアが迎えてくれる、カフェにも見受けられるような内装です。広いフロア内はフリーアドレスのため、皆さん思い思いの場所で、お仕事をされています。
お二人にお話をおうかがいする中で、長井社長がとても明るくて話が好き、そして社員のためにより良い環境を、と常に考えていることが伝わって来ました。
渋谷さん
「事務所内は、とても仕事がしやすい環境だと思います。広くて明るい事務所ですし、社員同士も話をしやすい雰囲気です。業務においても皆で協力、サポートして進めていこう、という意識を感じます。」
安達さん
「新しい企業なので、沢山の可能性があります。社長の長井の考えもあって、良いアイディアは積極的に採用されて、また自分の可能性も広がります。これは今だからこそ楽しめる状況なのではないでしょうか。」
変化することは、勇気が必要なことかもしれません。ですが、テクノナガイソラーレでは、新しく出発したばかりの今だからこそ、変化に寛容であり、またそれを良い可能性、成長、楽しみへと繋げているようにも思えました。
これからも、太陽光発電を取り巻く環境、働くことに対する社会の考え方など、様々な外的変化に合わせて、テクノナガイソラーレも柔軟に変わりながら、より良い企業の在り方を目指して、前に進み続けていくに違いありません。
※画像中央は社長の長井 裕三様
求人情報
仕事内容
■営業職 一般住宅や企業へ太陽光発電設備・蓄電池工事の提案を行います。 ■現場管理職 太陽光発電設備・蓄電池工事の施工・施工管理を行います。 |
募集要項
募集職種 | ■営業職 ■現場管理職 |
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募集条件 | ・PCスキル:メール・Excel ・資格:普通自動車運転免許 |
雇用形態 | 正社員 |
勤務地 | 本社 |
勤務時間 | 9時00分~17時30分 ※フレックスタイム制(コアタイム:10時00分~15時00分) |
給料 | ■月給 大学卒 :月給21~22万円 大学院卒:月給23~24万円 ※交通費:月額20,000円まで支給 ■昇給 年2回(5、11月) ■賞与 年2回(7、12月) |
休日休暇 | ■完全週休2日制(土日祝) ■年間休日125日 ■有給休暇(初年度10日間。以降最高20日間) |
福利厚生・待遇 | ■雇用保険 ■労災保険 ■健康保険 ■厚生年金保険 ■確定拠出年金(勤続2年以上対象) ■退職金制度(勤続3年以上対象) |
求人企業情報
社名 | テクノナガイソラーレ株式会社 |
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URL | https://technonagai.co.jp/recruit/character |
本社所在地 | 新潟県新潟市東区中野山4-16-17 |
設立 | 2023年1月5日 |
資本金 | 2000万円 |
売上高 | 6億円(2023年度見込み) |
代表者 | 長井 裕三 |
社員数 | 12名 |