業界のトップを走る”ハコ”の専門メーカー
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働きやすい社風の中で、柔軟にお客様の要望をかなえる
新潟市江南区にある株式会社北村製作所は、バントラックボデーの製造を中心に「車両事業」「通信事業」「特殊車両事業」「産業機械事業」を展開しています。一見、私たちの生活に関連が薄そうな名称ですが、街中を走るトラックの荷台や、テレビ局で使われている中継車、災害時に活躍する災害支援車など、私たちも目にしたことがあるものも数多く手掛けています。「社業の発展を通じて社会に貢献する」の経営理念のもと、長年培ってきた技術力や提案力を活かし、お客様の要望に合わせた製品を提供できるのが強みです。
今回お話を伺ったのは、主にアルミバンボデーの設計を担当している「第一技術部 設計一課」の橋本 健太さん(新卒入社1年目・画像左)と、中継車や災害支援車などの特殊車両を提案する「特殊車両事業部 営業課」の大矢 智彰さん(新卒入社2年目・画像右)。お二人に、自社の魅力や仕事のやりがい、会社の雰囲気についてお聞きしました。
受注生産だからこそ感じる、仕事の面白さ
お二人はそれぞれ「設計」と「営業」をされているとのことですが、具体的なお仕事の内容について、教えてください。
橋本さん
「現在、私が携わっているのは、トラックのアルミバンボデーの設計です。営業の方から引き継いで頂いた内容をもとに、扉をどこにどのようにつけるか、どのような仕様にするかなどを設計しています。まだ入社1年目なので、設計ができあがったら、上司の方に見ていただき、よりよい設計になるように努めています。」
大矢さん
「災害支援車など特殊車両を扱う部署で、新規開拓の営業に従事しています。自社サイトへお問合せをいただいた企業様へ直接お伺いし、どのような製品が欲しいか、ヒアリングした上で提案を行います。また、飛び込みで商談をすることもありますね。提案の際には見積もりの作成や類似車両に関する情報提供も営業が行い、お客様によりよい提案ができるように工夫しています。」
橋本さんは入社1年目、大矢さんは入社2年目ながら、クライアントのためにより良いものをお届けできるよう、お仕事されているんですね。1日の仕事の流れを教えていただきたいです。
橋本さん
「当社の始業時間は8時20分ですが、私はいつも7時50分くらいに出社しています。始業後、まずは会社全体でラジオ体操を行っています。体をほぐしたのち、部署内で朝礼を行い、予定の共有などを実施します。朝礼が終わったあとは、すぐ設計の仕事に取り組んでいます。お昼休みは12時から12時50分までです。社員食堂があるので、私はそこでお昼を済ませています。日替わり定食が本当に美味しいです。午後も引き続き設計を進め、定時の17時10分に帰宅することが多いです。」
大矢さん
「営業で外に出ている時と出ていない時で、1日の流れは変わってきます。私はまだ月に2〜3回しか営業には出ていません。ただ、営業の際は県外への出張がほとんどのため、2~3日間かけて、1日あたり4〜5件は企業様を訪問して、製品の提案を行っています。営業に出ない日は、朝礼で1日のタスクや出張の報告をしたのち、見積もりの作成や納めた車両から制作可能な仕様の調査などを行っています。」
職種が違うと、1日の仕事の流れにも大きな違いが現れますね。朝のラジオ体操や社員食堂は、健康にも良さそうです。お二人が、業務をされていてやりがいを感じるのはどのような機会でしょうか?
橋本さん
「そうですね。今自分が担当している案件は5件ありますが、どれも仕様が変わってきます。仕様ですが、使用する部品・形状・扉の種類も変わりますし、土台となるトラックのメーカーによっても大きく異なります。全部違うからこそ、新鮮な思考で設計ができるので、とても面白く感じます。あとは、難しい仕様の設計に携わり、設計が上手く行った時に、大きなやりがいを感じました。」
大矢さん
「クライアント様から頼りにしていただいた時に、最もやりがいを感じますね。『こういう車を作りたいんだけど、アドバイスが欲しい』『良さそうだから、見積もりが欲しい』という声をいただけると嬉しいです。また、特殊車両という特性上、それぞれ違う特徴を持った製品を売っているので、新しい知識を得られる点にはとても面白さを感じています。さらに、消防関係からテレビ業界の方まで、色々な業界のクライアント様と関われるのは、特殊車両の営業だからこそ得られる醍醐味ですね。」
どちらも受注生産で製品を提供しているからこそ感じられる面白みですね。逆に大変だなと感じたことはありますか?
橋本さん
「もちろん大変だなと感じることも多いです。受注生産で製品を製造しているため、今まで取り組んだことのない仕様の製品を、設計する必要も出てきます。やはりこれは難しいですね。しっかりと形にするために、先輩に相談しながら一つ一つ手探りで設計に取り組んでいます。」
大矢さん
「特殊車両の特性上、たくさん覚えることがあり大変ですね。提案するときの説明はもちろん、見積もりを作る際も手間がかかります。当社で製造しているトラックのボデーであれば、専用の見積もりソフトがあるので、比較的容易に作成できます。しかし、特殊車両は、ソフトが使えないことが多く、過去の実績を参考に自作で作ることが多いです。あとは、額面が大きいので、受注までに時間がかかることでしょうか。」
なるほど、お二人のやりがいにつながっている部分は、大変な部分でもある、ということですね。部署内の雰囲気や一緒に働く方のお人柄はどうですか
橋本さん
設計一課には、約20名が在籍しています。年齢は、年代ごとバランス良く在籍していると思います。部署内の雰囲気は、座席列によって全然違いますね。和気あいあいとしている列もあれば、黙々と作業している列もあります。共通して言えるのは、先輩や上司に相談しやすい関係性だということです。自分の仕事を止めてまで相談にのってくださる、本当に優しい方が多いです。」
大矢さん
「特殊車両事業部の営業課は、一言で表すと『少数精鋭』です。営業が4名、営業支援が1名という構成です。年代は、50代の方が3名、私含め20代が2名となっているので、間の年齢の方がいたら嬉しいな、と感じる時もあります。また、50代の先輩社員のうち2名が、東京の支店で主に仕事をしているため、普段は新潟にいません。そのため、コミュニケーションをとる際に、気を遣ってしまうこともありますね。『連絡きたらすぐに対応するよ』とは言ってくれていますが…。」
設計の部署と営業の部署で大きくと雰囲気が分かれましたね。ただ、同じ営業でも、橋本さんと同じくアルミバンボデーに関する部署では、人数ももっと多いそうです。
お二人のお話に共通していると感じたのは、「人柄の良い方が多い」こと。入社して間もない時期に、気軽に自分の仕事のことを相談できる関係性があるかどうかは、仕事のしやすさにも大きく影響するものです。
お二人は、入社してすぐに今の部署に配属になったのですか?
橋本さん
「いえ、入社するとまず6ヶ月間、工場での現場研修があります。実際にどうやってアルミバンボデーや機器収容箱などを作っているか、長い期間をかけて製造の現場作業を体験します。産業機械の部品を作ってみたり、アルミバンボデー部品の付け方など教えいただいたりもしました。そして、研修が終わった10月から今の部署に配属となりました。」
大矢さん
「私も入社後に現場の研修を受けました。その後、私も入社1年目の10月に今の部署に配属になったのですが、上司から『1年間設計について学んでおいた方がいいよ』と言われて、設計の部署に1年ほど行っていました。そのおかげで、図面の作り方や設計をはじめ、営業職として提案をする際にも生かせる知識や経験を得られたと思っています。本格的に営業としての仕事を始めたのは、2年目の10月からです。」
入社後に必ず工場での現場研修があると、会社や製品についての理解はもちろん、設計や提案の現場でも、より良い設計、提案ができるようになることに繋がりそうですね。また、実際に製作を行う工場の方々との関係構築にも繋がっているような気がします。
仕事の部分では、お二人とも共通して「色々な製品に触れられること」にやりがいや面白み、そして難しさも感じているようでした。先輩社員への相談のしやすさなど、若い社員の方でも活躍できる土壌がある、そんな企業様だと感じました。
車が好き、ものづくりをしたい方にはうってつけ
株式会社北村製作所に入社したきっかけを教えてください。
橋本さん
「私は高校時代から工業系を勉強していたこともあり、『設計に携われる仕事』を就職活動の軸にしていました。北村製作所と出会ったのは、大学内で実施された説明会でした。その時に『ハコを作る会社』と聞いたのですが、いったい何を作っているのだろう、と疑問に感じたことを覚えています。話を聞いて仕事内容に興味をもち、実際に工場へ足を運んで見学もした結果、他の会社も回ったのですが、一番ここが魅力的だなと思い、入社しました。」
大矢さん
「私も大学では工学系の勉強をしていました。元々就職活動では、車に携われる仕事、車を製造する仕事に就きたいと考えていました。そこで、北村製作所と出会い、工場見学をさせていただいた際、安心感や雰囲気の良さがあり、とても印象が良かったんですよ。街中で見かけるトラックのボデーを作っているという点にも惹かれ、入社を決めました。」
お二人とも、元々工学系について学ばれていたんですね。そして、お二人とも入社の決め手が、「工場見学の際に魅力に感じたから」というのも素敵です。
入社前と入社後のギャップはありましたか?
橋本さん
「良い意味でのギャップはありました。思っていた以上に、部署間や人と人の間の繋がりが強いと感じることです。普段は同じ部署の先輩とコミュニケーションをとることが多いですが、設計の業務においては、工場の方と仕様について話したりもしますね。」
大矢さん
「思っていた以上に、残業が少ないと感じています。営業というと、商談に出て、請求書や見積書、提案書を作って、と残業が多いイメージでした。しかし、入社してみると、私の部署は残業が少ないなと感じます。私自身、定時で上がることも多いです。」
いい意味でのギャップは、とても嬉しく感じますよね。
ご自身のお仕事について、どういう人が向いていると感じますか?
橋本さん
「まず、物事を事細かに突き詰められる人が設計という仕事には向いていると思います。そして、クライアント様の要望に答えられるように、一つ一つの案件に向き合える力が必要です。設計ミスは重大な事故につながる恐れがあるため、随時確認しながら仕事を進められる力も必要です。ちなみに、設計というと理系出身者のイメージがあるかと思いますが、文系出身で活躍されている方もいます。論理的な考え方ができる人であれば、文理問わず活躍できると思います。」
大矢さん
「まず、車や通信関係が好きな人は活躍できる可能性がありますね。あとは、一つ一つの案件が大きいので、目に見えて結果が見えるということにやりがいを感じる人、なんでも物事をポジティブに考えられる人は、営業に向いているかなと思います。」
ありがとうございます。最後になりますが、お二人が「自社のここが好きだ、気に入っている!」と思っている点について教えてください。
橋本さん
「設計の仕事において、形や使う部品、付ける場所がすべて異なっているからこそ感じられる面白さと、同じ部署の方や現場の方が本当に優しく接してくださるので、自分もやりがいを持って仕事ができる、というところですね。」
大矢さん
「年間休日が多い点は嬉しいですね。休む時はしっかり休む、働く時はしっかり働く、という環境や雰囲気の会社です。有給休暇も取得しやすいですよ!」
お二人とも、お話をお聞きする中で、ものづくりに真摯に向き合う姿勢や、北村製作所でご自身が手がけられている製品への愛を感じ取ることができました。
そんなお二人が活躍できている要因には、すぐに相談できる人が周りにいること、年間休日が多く仕事とプライベートを両立させやすいこと、といった働きやすい環境が影響しているのだと思います。経営理念の「社業の発展を通じて社会に貢献する」の中には、「社員が豊かさを享受し、取引先及び地域社会の繁栄と幸福につながること」という想いが込められているそうです。社員の方を大事にすることで、結果としてお客様へよりよい価値を提供できているのではないでしょうか。ものづくりで社会に貢献したい方には、ぜひおすすめしたい企業様です。
求人情報
仕事内容
■設計・開発 CADソフトを用いた、トラックバンボデー・機器収容局舎・産業用洗浄装置・特殊車両いずれかの製品の設計、またはそれに付随するものの開発。 ■営業 トラックバンボデー・機器収容局舎・産業用洗浄装置・特殊車両いずれかの製品の営業。 ■現地工事管理 機器収容局舎の設置工事管理や現地での作業。 |
募集要項
募集職種 | 設計・開発、営業、現地工事管理 |
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募集条件 | 2025年3月に大学院・大学・短大・高専・専門学校を卒業見込みの方 |
雇用形態 | 正社員 |
勤務地 | ■設計・開発 【本社】新潟県新潟市 ■営業、現地工事管理 【本社】新潟県新潟市 【支店・営業所】東京・札幌・仙台・北関東(埼玉)・金沢・彦根・大阪・名古屋・広島・高松・福岡・大分・熊本 ※配属後に本社にて研修後、必要に応じて転勤あり。 |
勤務時間 | 8:20~17:10 |
給料 | ■大学院修了、大学卒 月給198,000円 ■高専卒、専門学校卒 月給181,000円 ■手当:通勤手当、家族手当、年功手当 など ※転勤ありの場合:上記手当に加え、派遣手当、単身手当、家賃補助 など ■賞与 年2回(7月・12月) ■昇給 年1回(4月) |
休日休暇 | ■週休制(日曜、祝日)、月8~12日 ※企業カレンダーによる ■年間休日123日 ■GW休暇、夏季休暇、年末年始休暇、慶弔休暇、産前・産後休暇、育児休暇、リフレッシュ休暇 ※リフレッシュ休暇は本採用から5年経過後に取得可。その後5年に1度ずつ取得可 ■年次有給休暇(入社時に有給休暇が10日付与) |
福利厚生・待遇 | 社会保険完備(健康保険、厚生年金、雇用保険、労働災害補償保険(労災)) その他福利厚生:退職金制度、社員持株制度、財形貯蓄制度、 住宅資金融資制度、教育資金融資制度、自己啓発支援制度、 各種クラブ活動、契約保養所等、労働組合あり、社員食堂・駐車場あり |
求人企業情報
社名 | 株式会社北村製作所 |
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URL | https://www.kitamurass.co.jp/ |
本社所在地 | 新潟県新潟市江南区両川1-3604-12 |
設立 | 1945年5月 |
資本金 | 10,000万円 |
売上高 | 121億円 |
代表者 | 廣田 利明 |
社員数 | 417名 |