ずっと近くで、にいがたを想う。
北陸ガス株式会社
情報掲載日:2025.07.09  募集中
#新潟市  #ガス・エネルギー  #通信・インフラ  #営業  #企画・経営  #電気・電子・機械・半導体  #建築・土木  #技能工・設備・配送・農林水産 他 
企業メッセージ
創業1913年。都市ガスの供給を通じて地域と共に歩み、現在は新潟県内42万件にガスを提供。安定供給を根幹に、脱炭素やSDGsにも積極的に取り組み、快適な暮らしと持続可能な社会の実現を目指しています。

エネルギーでつなぐ、人と地域の絆

私たち北陸ガスは、新潟の皆さまの毎日の暮らしに欠かせない「安心」と「快適」を届ける会社です。社員一人ひとりの挑戦と成長を大切にしながら、地域に根ざしたあたたかなサービスを提供しています。新潟の未来を、あなたと一緒につくっていきたいと考えています。

地域の暮らしを支えるインフラ企業として、日々安定したガス供給に努める北陸ガス。今回は、生産管理業務を担う多賀さんと、営業としてお客様に寄り添う小畠さんにお話を伺いました。それぞれ異なる部署で活躍されているお二人ですが、共通して感じられるのは、仕事に対する誠実な姿勢と、社内の温かな人間関係。新潟で働くことへの想いや、入社後の成長、そしてこれから目指す目標について、リアルな声をお届けします。


多賀 優華さん(写真左)


新潟市江南区出身。新潟大学工学部卒業後、2019年に新卒で入社。供給部門にてガスの設計業務を経験した後、産休・育休を経て、現在は生産管理業務を担当。都市ガスの供給量予測や原料配分を行い、地域の安定供給に貢献している。休日は買い物やお子さんとの時間を楽しみながら、育児と仕事を両立中。





小畠 史也さん(写真右)


群馬県大泉町出身。新潟大学経済学部経営学科を卒業し、2022年に新卒入社。総務グループの経理チームにて経理業務を経験し、現在は家庭用営業グループに所属。ハウスメーカーや工務店と連携し、ガス機器の提案から施工管理、アフターサポートまで幅広く対応。仕事後は会社の仲間と月2回フットサルを楽しむなど、公私ともに充実した日々を送っている。



生活を支える喜びとあたたかい社風

インフラを支える重要な役割を担う北陸ガスのお二人。それぞれの業務内容を詳しく伺いました。

― お二人の具体的なお仕事の内容について教えてください。

多賀さん
「私は主に生産管理業務を担当しています。都市ガスの供給量を予想し、それに合わせて製造量を調整します。原料の配分や品質管理なども行っており、前月の中旬頃までに翌月の原料配分を予測・決定しています。前月と翌月のデータが混在しないよう、表を作成するなど工夫し、ミスが起きないように注意して仕事をしています。」

小畠さん
「私は家庭用営業グループで、主にハウスメーカーや工務店さんにガス機器をご提案しています。お客様とは直接やり取りせず、施主様には間接的に情報が届く仕組みになっているんです。具体的な業務内容として、見積もり作成、発注、売上処理や売上管理などの業務を担当しています。具体的には、まずハウスメーカーや工務店から見積もり依頼を受け、見積書を作成。その後、ハウスメーカーの担当者と打ち合わせを行います。
発注が完了した後は、施工管理担当に依頼するか、必要に応じて自分が施工管理の立場でハウスメーカーや職人さんと連携し、ガスの施工が完了するまで現場を管理します。完工後は売上処理を行い、お客様から機器の使い方の説明依頼があった際には、直接ご説明もしています。ガスだけでなく建築に関する知識も求められるため、日々学びながら対応しています。
担当するお客様は、先輩社員から引き継いだお客様が中心で、現在は約15社を担当しています。西区から東区が多いですが、エリア外のお客様もいらっしゃいます。新規のお客様については、お問い合わせがあった際に対応しています。」

― そうなんですね。ガスの供給に関する業務は、あまりお話を聞く機会が無いので興味深いですね!次は実際の1日の仕事の流れをお聞きしたいです。

多賀さん
「就業時間は8:30〜17:10ですが、私は聖籠町から通っているため、8:00頃には会社に到着するようにしています。8:30からは社内全体でラジオ体操を行い、その後、朝礼とメールチェックを済ませて業務に取り掛かります。午前・午後ともに、前日の供給実績の確認を含むデータチェックや、翌月の供給に関する資料の作成が中心で、主に測定業務を担当しています。お昼休憩は12:00〜13:00で、私はその時間に朝ドラを観てリフレッシュしています。」

小畠さん
「出社は8:00を目安にしており、まずはメールやスケジュールの確認から1日が始まります。午前中は、製品の納品や機器の入れ替えに関する現地調査を行うことが多く、場合によっては会社を経由せず直接現場に向かうこともあります。午後は、見積もりの作成や発注業務など、社内で事務作業を行うことが多いです。」

― 測定業務だけでなく、資料作成等のデスクワークもあるのですね。基本的には皆さん8:00頃に出社されているようですが、 実際に残業や休日出勤などはあったりするのでしょうか?

多賀さん
「基本的に定時退社なので、急なアクシデントがない限り残業はほとんどありません。一度、緊急対応で休日に出勤したことがありましたが、その際は代休を取らせてもらいました。部署ごとに業務内容が異なるため、残業の状況にも差はあると思いますが、私の部署ではプライベートと仕事をしっかり分けることができており、土日祝日はお休みなので働きやすいと感じています。」

小畠さん
「多賀さんが話していたように、プライベートと仕事の切り替えがしやすく、とても働きやすいと感じています。私も大体定時で退社しており、残業があったとしても1日あたり1時間程度で、6月は10時間弱の残業時間でした。私の所属する部署では、冬が繁忙期で、11月頃から業務量が増えてきますね。」

— プライベートの時間も大切にしながら働けるのは、とても魅力的ですね。実際の業務の中で、やりがいを感じるのはどのような時ですか?

多賀さん
「ガスの安定供給を目指して仕事をしているので、予測した通りの供給量になったり、アクシデントが起きた際にしっかり対応できた時には、大きなやりがいを感じます。特にアクシデントは休日に発生することが多いので、何かあった時にすぐ対応できるようにしています。」

小畠さん
「私は、お客様の家に訪問して説明をした際に実際に提供している製品の評判が良く、喜ばれている様子を見ると嬉しいと感じます。また、自分が説明したことでお客様が取り扱い方法を理解できて問題を解決できたと言ってもらえると自信に繋がります。お客さんに自分の言葉でうまく伝えられた時が嬉しいですね。」

— 部署は違っても、それぞれの仕事の中でしっかりとやりがいを感じているのが伝わってきました。では逆に、大変だと感じるのはどのようなところでしょうか?

多賀さん
「エアコンや暖房をあまり使わない時期はガスの使用量が下がるので、それを見越して供給量をどう配分するかが難しいですね。また、月ごとのガスの供給合計量は決まっているので、どう達成するかを計画的に考える必要があり、そこも難しさを感じる部分です。」

小畠さん
「私の仕事では建築に関する知識が必要になるのですが、入社当初はその知識がなかったため、現場監督さんからの指示をすぐに理解できないことが多くて苦労しました。ガス機器と建築の関係性を理解するには時間がかかりましたね。さらに、ハウスメーカーさんによって特徴が異なり、お客様によって求められる商品も違うため、ガス機器についての知識を深め、比較しながら最適な提案ができるよう常に意識しています。」

― 先を見据えて供給量を決定したり、業務にあたって必要な知識をつける作業は難しいですよね。 次に、仕事をする上で大切にしていることや、今後の目標はありますか?

多賀さん
「地道な仕事かもしれないですが、1つのミスが大きいミスに繋がるので、二重チェックをしたりデータを照らし合わせたりしてミスが起こらないように気をつけています。」
「生産設備に関して分からないことはまだまだあるので、今後は知識を深めて資格を取れるように勉強したいです。また、危険物取り扱いの資格や電気系の資格が必要になるので取得出来たら良いなと考えています。」

小畠さん
「あらゆる人と関わる仕事なのでお互いに意識のすれ違いが起こらないようにレスポンスを早くすることを意識しています。また、直接お客様に会うときは北陸ガスの社員であるという自覚を持って接するように心がけています。」
「入社して4年目ですが、2部署経験してみて他の部署を経験出来たら良いなと考えています。個人的には会社の全体的な業務を網羅してみたいです。今の段階では人事の業務・総務の業務・供給系の部署に興味があるので、今後異動してみたいと考えています。」

― ありがとうございます。お二方とも、向上心を持たれていてかっこいいです!
少し話は変わりますが、部署内の雰囲気や一緒に働く方達の人柄はどうですか?お二人の上司の方のお話もお聞きしたいです。

多賀さん
「会社の人は優しい人が多く、上司ともコミュニケーションがとりやすいので風通しのいい職場だと感じています。」

小畠さん
「こんなに悪い人がいなくて、良い人しかいない会社は中々ないんじゃないかなというくらい良い人が多いです。先輩後輩同期含めてみんな親切です。」

お二人のお話から、様々な業務の経験を積むことができ、専門的な知識やスキルを活かしながら、それぞれの業務に誇りを持って働けるところが魅力だと感じました。社内の雰囲気も風通しがよく、向上心を持ちながらも暖かい人が多いことが覗え、働く人にとっても居心地の良い会社であることが伝わってきました。

新潟で働くこととイメージの変化

— 北陸ガスに入社を決めたきっかけを教えてください。また、就職活動の際に意識していた軸もあれば教えてください。

多賀さん
「私が入社を決めたきっかけは、会社説明会でのお話が印象的だったことです。北陸ガスは地元でよく目にする、身近な企業だったので親しみを感じていました。最終的な決め手は、長く働ける仕事に就きたいという思いと、作業着を着るような仕事に魅力を感じたことですね。」
「就職活動では、新潟県内で働けること、そして大学で学んだことを活かせる仕事という2つの軸を大切にして企業を探していました。」

小畠さん
「私の大学の先輩には銀行に就職した人が多かったのですが、話を聞く中で転勤エリアが広いと知り、自分は新潟を離れたくないなと思うようになりました。また、銀行は入社前後で資格取得の勉強が続く印象が強く、自分にはあまり合わないなと感じて、今の仕事を選びました。」
「私はアルバイトの関係でインターンにはあまり参加できず、本格的に就活を始めたのは就活解禁の3月にエントリーシートを出した頃からでした。就活の軸としては、新潟に残れることと、親に心配をかけないような安定した業種であることを重視していましたね。」

— ありがとうございます。北陸ガスのお話を最初に聞いたときの印象や、選考時に印象に残っていることを教えてください。

多賀さん
「会社説明会では、女性の社員の方が対応してくださり、とても話しやすい雰囲気でした。明るく親しみやすい印象を受けて、堅苦しさがなく良い印象を持ちました。
選考が進む中では、雑談を交えた面接だったので緊張せずに話したいことを伝えられましたし、先輩社員との懇親会では実際の職場の雰囲気や働き方について知ることができ、とても参考になりました。」

小畠さん
「最初は堅そうな業種だと思っていましたが、実際に話を聞いてみると想像よりもフランクで、社員の方々も親しみやすい印象でした。
面接はWebで行われたのですが、質問から自然と話題が広がっていき、会話のようなやりとりでとても話しやすかったです。最終面接では、名前の由来を聞かれたのが印象的でしたね。」

― 面接で名前の由来を聞かれるのはかなりユニークですね。お二人の入社の決め手を知りたいです!

多賀さん
「就活時に見ていたとこは沢山あるのですが、私は身近にあった企業だったことと長く働ける企業に就職したかったことが決め手です。」

小畠さん
「私は、初めは金融系の仕事に就きたかったのですが、転勤エリアの多さがネックでした。新潟市に定住できるというところが決め手でしたね。」

― お二方とも「新潟に住む」ことをキーワードに就職活動をされていたのですね。
入社後の研修やキャリアの歩みについて教えてください

多賀さん
「入社後は、宿直業務に関わる電話対応の研修が中心で、研修センターでの研修もありました。その後は約3か月間、いろいろな部署を回る研修期間があり、会社全体の仕事の流れを実際に見て学ぶことができました。7月に配属先が決まり、OJTトレーナーである先輩がサポートしてくれたので、不安なく業務を始められました。部署異動をしたときは、これまでとまったく違う業務内容で驚きもありましたが、新しい環境に少しずつ慣れていく中で、自分の成長を感じられる機会にもなりました。」

小畠さん
「私も入社後3か月間は、先輩と一緒にさまざまな部署を回って実際の業務を体験しました。部署によって全く違う仕事があることを知り、とても新鮮でした。配属後は、新潟支社で経理業務を担当しましたが、期末の決算時期は忙しく、大変だったことをよく覚えています。その後、異動希望を出せるタイミングで、ずっと興味のあった部署への異動を希望しました。引継ぎや新しい仕事を覚えることは大変でしたが、困ったときには先輩がいつでも丁寧に教えてくれて、とても心強かったです。」

― なるほど!ありがとうございます。
入社してから感じた、北陸ガスのいいところを教えてください。

多賀さん
「社内には優しくて思いやりのある人が本当に多く、毎日の仕事の中でもそのあたたかさを感じています。会社全体のやわらかい雰囲気がとても好きで、『ここで働けてよかったな』と思える瞬間がたくさんあります。」

小畠さん
「私も、社内の人間関係の良さを日々感じています。それに加えて、福利厚生が充実しているのも魅力ですね。有給休暇が時間単位で取りやすかったり、育休・産休が男女問わずしっかり取得できる環境が整っていたりと、働きやすさを実感しています。ライフステージが変わっても、安心して働き続けられる職場だなと感じます。」
―社内の雰囲気をお伺いしてみて暖かい雰囲気であることがよくわかります。
最後に、どんな人が北陸ガスに向いていると思いますか?

多賀さん
「資格は関係ないので、とにかく新潟という地域が好きで、『このまちに貢献したい』『地域と関わっていきたい』という気持ちを持っている方にぴったりの会社だと思います。地元を想う気持ちを大切にできる方には、やりがいを感じられる仕事がきっと見つかります。」

小畠さん
「北陸ガスには本当にいろんなタイプの人がいて、それぞれの個性を活かしながら働いています。だからこそ、『こんな人じゃないとダメ』ということはなく、どんな人でも自分らしく頑張れる職場だと思います。
私が今いる営業の仕事は、人と関わる機会が多いので、コミュニケーションが好きな方には向いていると思いますし、以前担当していた経理の仕事は、一つひとつの業務にコツコツと向き合いたい方に合っていると思います。
共通して言えるのは、やるべきことをきちんとやる、そんな当たり前のことを大切にできる人ですね。」

― 各々の企業や業種に対しての特定のイメージを持っている人は多いと思います。ですが、実際に会社説明会に参加して話を聞き、その会社で働く人の雰囲気を見ることで本来の企業の様子が見えてくるということをお二方の話を聞いてみて感じました。また、自分の就活軸をどこに置くかを明確に持っておくと企業・業界研究していく中で揺らぎが少なく意思決定が出来そうだなと思いました。

求人情報

仕事内容

■総合職:生産部門
季節や天候などで日々変化する需要量に対応するため、過去のデータや天気予報から需要を予想し、原料(天然ガス)の受入量を調整しながら、都市ガスの生産・品質管理を担当。
・製造工場の運転管理、製造ガスの品質管理
・製造工場の設備管理、工場設備の設計・建設

■総合職:供給部門
お客さまと当社をつなぐ導管ネットワークの設計・建設、パイプライン等の供給設備・システムの維持管理、お客さまのガス設備の修理業務を担当。
・ガスパイプラインの設計・建設
・供給関連設備の点検確認・圧力監視・システム管理
・ガスパイプラインの故障修理

■総合職:営業部門
新築住宅へのガス機器提案や他の燃料を利用されているお客さまの都市ガス化営業を担当。病院・ホテル・工場等、業務用・産業用のお客さまへガスコージェネレーションシステム、空調設備、厨房機器のコンサルティング提案からフォローアップを担当。
・家庭用の機器販売を目的とした法人営業
・業務用の熱源獲得を目的とした法人営業
・売店(ガスショップ)への営業支援業務
・ガス機器のメンテナンスサービス業務
・ガス料金の計算・徴収業務

■総合職:総務・企画部門
・総務、経理、人事、広報、社内システム管理業務等
・生産計画、供給計画、保安計画、営業戦略業務等

※適性・希望等を考慮して、職種間で異動があります。
※グループ会社への出向の可能性があります。

募集要項

募集職種■総合職:生産部門、供給部門、営業部門、総務・企画部門
募集条件■総合職:生産部門、供給部門、営業部門、総務・企画部門
学部学科は問いません。

※短大・専門学校卒の採用予定はございません。あらかじめご了承下さい。
雇用形態正社員
勤務地■総合職:生産部門、供給部門、営業部門、総務・企画部門
新潟市、長岡市、三条市、聖籠町、柏崎市、小千谷市
勤務時間■総合職:生産部門、供給部門、営業部門、総務・企画部門
・8時30分~17時10分(休憩1時間)
・生産部門で三交替勤務あり
 (1)21時15分~8時00分、(2)7時45分~15時00分、(3)14時45分~21時30分(休憩1時間)
・その他、時差勤務を導入している部署あり
給料■大学院了      :月給234,500円
■四大卒・高専専攻科了:月給220,150円

・昇給:年1回(7月)
・賞与:年2回(7月、12月)
休日休暇■週休2日制(原則土・日)、祝祭日、年末年始 他
※保安確保のため交替で月1、2回土曜・日曜の勤務あり。その場合には平日に振替休日。
■年間総休日数121日(三交替勤務者111日)
■年次有給休暇(14~20日)
■特別休暇(慶弔等)
福利厚生・待遇■貯蓄制度
■従業員持株会
■職場旅行補助金
■オフタイムミーティング補助制度
■選択型福利厚生制度
■永年勤続表彰・旅行<永年勤続(50歳以上)、勤続20年、勤続10年>
■社宅制度 他

求人企業情報

社名北陸ガス株式会社
URLhttps://www.hokurikugas.co.jp/recruit/new_graduate/index.html
本社所在地新潟市中央区東大通1-2-23
設立1913年6月2日
資本金24億円
売上高526億8200万円(2025年3月実績)
代表者代表取締役社長 敦井 一友
社員数444名(2025年3月末現在)

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