経営の力で、
地域企業に再生と成長を。
株式会社フォンテパートナーズ
情報掲載日:2025.06.02  募集中
#新潟市  #サービス(その他)  #専門コンサルティング  #コンサルタント・金融・不動産専門職 
企業メッセージ
数字に基づく経営支援を通じて、企業の成長と幸せに貢献する当社。クライアントを生涯のパートナーと捉え、課題解決に本気で向き合います。

新潟市中央区に拠点を置く株式会社フォンテパートナーズは、2021年に設立された経営コンサルティング会社です。「経営支援を通じて社員をはじめ縁ある人の幸せに貢献する」という理念のもと、業績向上はもちろん、良好な人間関係の構築も重視し、"クオリティカンパニー"の輩出を目指しています。得意とする管理会計を軸にしつつ、クライアントのニーズに応じた多角的な経営支援にも取り組んでいます。

今回は、同社で活躍する笹口さんと渡部さんにお話を伺いました。


笹口 純 さん(写真左)


新潟市西蒲区出身。新潟大学理学部物理学科を卒業後、同大学院に進学し、素粒子物理学を研究。卒業後は、物理学で培った論理的思考力を活かすべくコンサルティング業界へ進み、東京のコンサルティング会社に2年間勤務。その後、新潟へUターンし、公的な支援機関である新潟県中小企業団体中央会に7年間勤務。2024年4月入社。趣味は、ゲーム、スキューバダイビング、スノーボード、ビリヤード、アニメ、漫画、ゴルフなど多彩で、「常に寝不足」と本人談。





渡部 舜介 さん(写真右)


秋田県出身。新潟大学への進学を機に新潟へ移住し、法学部で刑事訴訟法や司法取引について学ぶ。卒業後は、新潟県庁の外郭団体である公益財団法人にいがた産業創造機構に入社し、中小企業のDX化や創業、伴走型支援などに従事。そのなかで「もっと企業の中に深く入り込んで支援したい」との思いが芽生え、2024年9月に入社。趣味は海外サッカー観戦。なかでもイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドを応援しており、ほぼ毎試合チェックするほどの熱狂的ファン。


クライアントの成長を支えるコンサルタントのお仕事

- お二人の具体的なお仕事の内容について、教えてください。

笹口さん
「クライアント企業様の補助金の申請支援が主な業務です。その他に、経営コンサルティングにも携わっています。」

渡部さん
「現在はクライアント企業様の経営コンサルティングと、人事評価制度の構築支援がメイン業務です。その他、社内では採用担当としても活動しています。」

- 具体的な仕事の進め方なども教えてください。

笹口さん
「経営コンサルティングのひとつとして、事業計画書の作成があります。主に、数字の分析と改善計画を作成する仕事です。まず、企業様から提供されたデータを収集し、エクセルを用いて集計後、現在の収益性や資金繰りについて分析します。作成したデータを基に、クライアントとのヒアリングを通じて、今後の改善計画を整理し、各施策が将来の業績にどのような影響を与えるかを計算します。こうして、具体的な事業計画を練り上げていきます。新しく入社した社員には、まず事業計画書の作成業務を担当してもらいますね。」

渡部さん
「事業計画書の作成は笹口の話のとおりで、内勤でのエクセルワークがメインになります。難しそうに聞こえるかもしれませんが、事業計画書は複数のパーツを1つずつ作っていって、最後にそのパーツを組み合わせて完成させるイメージです。入社した社員には先輩と一緒になって、まずパーツを1つずつ作れるようになっていただいて、最終的にはすべて一人で作成できるようにステップを踏んでいきます。採用業務は求人出稿や面接調整など、大体のことは担当しています。」

- 入社したら、基本的には事業計画書の作成からスタートになるのですね!そのくらい、フォンテパートナーズさんのお仕事の基本として大事な業務だと感じました。
次に、実際の1日の仕事の流れをお聞きしたいです。

笹口さん
「毎朝9時に出社しています。出社後、まずはメールチェック。午前中は、資料作成などの午後の打ち合わせの準備だったり、ミーティングしたりしています。お昼は基本的に12時〜13時の間に休憩を取ることが多いです。午後は、時期によって何をしているか変わりますが、繁忙期はクライアントとの打ち合わせのため外出することが多いです。また閑散期には、新規顧客獲得のため営業ツールの作成をしたり、また当社はベンチャー企業のため、新たなビジネスモデルの開発を行っています。定時の18時に上がることが多いです。」

渡部さん
「私は大体8時40分頃に出社します。ごみ捨てとコーヒーを淹れることがルーティーンです。そこからメールや求人のチェック、タスクを整理して一日をスタートさせます。日によりますが、午前中は事業計画を作成していることが多いです。お昼は基本的に12時〜13時の間に取ります。午後は引き続き事業計画を作成する場合もありますし、定例会議に出席するために企業を訪問したり、社内で採用の面接が入ったりすることもあります。退社は、ほぼ毎日定時の18時です。」

- 事業計画の作成やクライアントとの打ち合わせで、業務の大半を締めていることがわかりました。
実際の業務をされていてやりがいを感じるのはどのようなことですか?

笹口さん
「やはり、自分が作成した資料がお客様の役に立っているなと実感した時です。印象に残っている事例でいうと、とある企業の原価計算をしてみたことですね。自分で作った計算ツールを活用し製造ロスを見える化したことで、結果的に何百万円ものロス削減に貢献することができました。幹部の皆様からも『良い気づきになった』と言っていただいた時はとても嬉しかったですね。」

渡部さん
「自分の仕事を通じてお客様に“気づき”や“変化”があった瞬間にやりがいを感じます。最近では、とある会社の事業計画書を作る過程で、事業別の収益構造を整理してお示しした際に「感覚では分かっていたが、実際に数字で出してもらって確信を持つことができた。課題が明確になったので、自信を持って次のステップに進もうと思う」と言っていただき、うれしかったですね。」

- お客様の役に立てている瞬間は、やりがいにつながりますよね。
逆に大変だなと感じることはありますか?

笹口さん
「会計の知識が仕事上必要なことです。会計がわからないと、できない仕事も結構あります。また、書類を作成している中で『なんでこうなるんだろう?』とつまづくことも多々あります。代表の谷井は公認会計士の試験合格者のため聞けばある程度分かるのですが、普段から自分で調べて解決しようと心がけています。自身の成長にもつながりますし、最終的に解決できれば達成感にもつながりますしね。」

渡部さん
「ベンチャー企業なので、スピード感が早いことですね。3人の何気ない会話の中でアイデアが整理されていき、物事や方針が決まることが多々あります。私はそれを文字や図に落とし込む役割を担うことが多いです。決定されたことがすぐに実行できるように、則レス即対応の精神で取り組んでいます。」

- お仕事柄会計に対する知識はもちろん、ベンチャーならではの大変さもありますね。
次に、仕事をする上で大切にしていることはありますか?

笹口さん
「信頼関係を築くことを第一に考え、仕事や人間関係に向き合っています。信頼されることで、新たな紹介やチャンスが生まれるからです。この考えは、前職から大切にしてきました。相手を尊敬し、誠意を持って接することで、自然と信頼が生まれます。信用なくして良い関係は築けません。そんな思いを胸に、今も変わらず人とのつながりを大切にしています。」

渡部さん
「まずは目の前のお客様に喜んでいただくことです。だからこそ、そのためにできることは何でも挑戦したいと考えています。枠にとらわれず最善のサポートを提供できるよう努めています。結果として自分自身の成長にもつながると思います。」

- お仕事柄、信頼関係の構築やお客様に喜んでいただくことを特に大切にされているのだと感じます。
今後の目標などあればお聞きしたいです。

笹口さん
「将来的には、補助金に特化したコンサルタントとして日本でナンバーワンになることを目指しています。中小企業診断士の資格を持ちながら補助金に特化している人は少なく、競合もほとんどいないため、その分野でのトップを狙いたいです。」

渡部さん
「今掲げている目標は3つあります。1つは、組織人事領域のコンサルタントとして、少なくとも新潟では真っ先に名前が挙がる存在になることです。2つ目は、後輩の育成とチーム作りです。自分一人でできる業務量には限りがあるため、後輩の育成とマネジメントの力をつけて、より多くの企業を支援していきたいです。3つ目は“新潟で最も成長できる採用選考”を作ることです。学生は当社の選考に参加して成長することができる。当社はその中で理念に共感してくれた学生を採用する。そんなwin-winの仕組みを作っていきます。」

- プロフェッショナルとしての姿勢や、お二人が掲げる高い目標に深く感銘を受けました。
少し話は変わりますが、社内の雰囲気はどうですか?

笹口さん
「オンとオフのメリハリがしっかりしており、和気あいあいとした雰囲気が特徴です。仕事に対しては真剣に向き合いながらも、人間関係は穏やかで、リラックスしたコミュニケーションが取れる環境が整っています。」

渡部さん
「面接の時から『雰囲気がいいな』と感じていましたし、その印象は入社後も変わりませんでした。根底にあるビジョンや理念がしっかりと言語化されているからこそ、社員同士が共通の目的を持って仕事に取り組めているのだと実感しています。また、家族ぐるみで食事会もあり、温かみのある社風を感じられるのも魅力のひとつです。」

- 社員同士の信頼と温かみを感じられる、魅力的な社風が伝わってきます。
お二人から見た代表の谷井さんは、どのような方ですか?

笹口さん
「谷井さんはまさに『熱い男』です。物怖じせず、どんな新規営業にも果敢に挑む姿勢は、見ているこちらにも勇気を与えてくれます。会社や従業員のために必要だと判断したことには、徹底的に取り組む行動力も持ち合わせています。さらに、目標に対する意識が非常に高く、明確な目的や背景を持って取り組む姿は圧巻です。どんなに高い目標でも『必ず達成する』という強い意志と行動力が、谷井さんの魅力だと感じています。」

渡部さん
「谷井さんは、いい意味で少年のような純粋さを持った方です。目標を定めると、迷うことなく一直線に突き進みます。多少の進路変更があったとしても、ゴールだけは決して変えない、その芯の強さが印象的です。そのエネルギーは、私たち従業員にもポジティブな影響を与えてくれます。余談ですが、私にとって笹口さんはバランスタイプなので、谷井さんとは良いコンビです(笑)」

データの分析やヒアリングを通じて、クライアント様の課題を数字に落とし込み、具体的な改善を提示するプロセスは、まさにコンサルティングの醍醐味です。お二人とも「信頼関係の構築」や「お客様に喜んでいただくこと」を大切にされており、その姿勢がクライアント様からの信頼を生んでいることが伝わりました。また、社内の和気あいあいとした雰囲気や、代表の谷井さんのリーダーシップも印象的でした。

入社の決め手は、代表・谷井さんの情熱と価値観

- お二人とも中途での入社とのことですが、前職はどのようなお仕事をされていたんですか?

笹口さん
「大学院卒業後、東京のコンサルティング会社に入社し、2年間勤務しました。合同説明会で経営コンサルティングの仕事に出会い、『論理的思考が活かせそう!』と感じたのがきっかけです。アメーバ経営や管理会計の手法を学び、大手航空会社の経営再建に関わるなど、貴重な経験も得ました。ただ当時は、経営学の知識が浅く、ハードワークな環境もあって自分には合わないと感じ、退職を決意しました。その後は飲食業やバーテンダーのアルバイトなどを経験しましたが、『このままではいけない』と思い直し、新潟へUターン。中小企業を支援する団体へ転職し、7年間にわたって企業支援に携わってきました。」

渡部さん
「大学卒業後は新潟県庁の外郭団体で、中小企業支援を専門とする公益財団法人にいがた産業創造機構(NICO)に就職し、DX化や創業支援などを経験しました。27歳で中小企業診断士の資格を取得してからは、経産省が推進していた伴走型支援に従事しました。

- お二人とも現在と似たようなお仕事をされていたのですね!
そこから転職しようと思った理由を教えてください。

笹口さん
「『中小企業診断士の資格を活かした仕事がしたい』という思いが強くありました。前職では主に団体支援が中心だったため、資格を十分に活かせる場面が限られていました。公的機関という立場上、特定の企業に対して深く踏み込んだ支援をするのが難しく、常にどこかもどかしさを感じていました。」

渡部さん
「私も笹口と同じで、『もっと企業と深く関わりながら支援したい』という気持ちはずっと持っていました。なにかキッカケがあって転職を決意したというよりも『もっと自分の志向に近い会社があったら転職したい』という気持ちでした。」

- もっと企業を支援したいという思いが転職のきっかけだったのですね!
株式会社フォンテパートナーズと出会ったきっかけを教えてください。

笹口さん
「実は、独立を視野に入れながら、本業の傍ら個人事業主としても活動を始めており、代表の谷井と出会い、一緒に仕事をしたのがきっかけでした。」

渡部さん
「求人サイトで見つけたことがきっかけでした。選考前にカジュアル面談の機会が設けられていたので、『話だけでも聞いてみよう』と気軽な気持ちで応募しました。」

- 笹口さんはお仕事がきっかけで、渡部さんは偶然の出会いだったのですね!
転職活動の際に、他にみていた企業はありましたか?

笹口さん
「独立を視野に入れていたので、他にみていた企業はありませんでした。」

渡部さん
「社労士法人のコンサルタント職での内定と、東京のフルリモート人事コンサルの求人に応募するか迷っていたタイミングで、フォンテパートナーズと出会いました。」

- 笹口さんは独立を視野に、渡部さんは別の企業とも迷ってらっしゃった印象を感じます。
選考時に印象に残っていることはありますか?

笹口さん
「私の場合、一緒に仕事をしていったら自然と入社していたタイプなので、特別選考はなかったです。」

渡部さん
「選考はカジュアル面談から、一次面接、二次面接、最後のオファー面談という流れでした。一般的な面接とは異なっていて、人生の目的や目標、価値観をとにかく質問されました。今でこそその意図は理解しているのですが、当時は結構戸惑いました(笑) 二次面接ではその目的、目標を30分間プレゼンテーションするというものでした。プレゼンに苦手意識はなかったのですが、そもそも人生の目的や目標を深く考えたことがなかったので、良い経験でした。今でも当時の資料を見返して、目的に立ち返ることもあります。」

- 笹口さんの自然と入社していたというのも驚きですが、渡部さんの選考エピソードもとてもユニークですね。
お二人の入社の決め手を知りたいです!

笹口さん
「谷井の人柄に惹かれたことです。一緒に仕事をしていく中で、意思の強さを感じ、面白さを感じましたね。」

渡部さん
「カジュアル面談の時から一貫して、谷井の言葉がスッと入ってきました。根底にある考え方が似ているなと思いましたし、この人と一緒に仕事したら楽しそうと感じていました。あとは笹口とも面接で顔を合わせていたので、3人で働いているイメージができたことも大きかったかもしれません。」

- お二人とも、谷井さんの人柄に惹かれたという決め手が、今のチームの一体感につながってそうですね
入社してから感じた、株式会社フォンテパートナーズのいいところを教えてください。

笹口さん
「まず挙げたいのは、ベンチャーであることです。まだ小回りの利く組織だからこそ、手を挙げればやりたい仕事にチャレンジできる環境が整っていますし、私はそうした環境がとても気に入っています。谷井は社員の『何がやりたいか』を尊重しくれるので、そのうえで仕事を任せてもらえるのは、大きな魅力ですね。」

渡部さん
「私が一番に感じているのは、人間関係の良さです。一緒に働く谷井や笹口の仕事への姿勢も尊敬していますし、そうした仲間と日々楽しく働けているのが嬉しいです。また、笹口も言っていたように、やりたいことに手を挙げれば、常にチャンスがあるというのも大きなポイントです。実際、私は採用面接の時に『組織人事領域のコンサルをしたいと』伝えていたのですが、谷井がそれを受け取って、事業化のアドバイスや業界の第一人者に繋いでくれたりしました。そのおかげで、入社半年で新規事業をスタートさせることができました。もちろん責任も伴いますが、自分の想いをカタチにできる環境は、とても貴重だと思います。」

- ベンチャーだからこその、チャンスを掴み取りやすい環境が魅力的のようですね。また、人の良さもキーワードになりそうだと感じました!
最後に、どのような人が株式会社フォンテパートナーズに向いているか、お二人の考えについて教えてください。

笹口さん
「パソコン操作と会計の基礎知識は、あるに越したことはありません。特に会計の知識については、入社までに簿記3級の取得を必須条件とし、内定後は簿記2級の取得も目指していただいています。もちろん、資格取得に向けて会社としてもサポート体制を整えていますので、積極的に活用していただきたいです。また、経営コンサルタントは幅広い知識が求められる仕事ですので、常に学び続け、自分をアップデートし続けられる人が向いていると思います。さらに大切なのはマインドの部分。何よりも『お客様の幸せに貢献する』という想いを持ち、行動できる方と一緒に働きたいですね。」

渡部さん
「『縁ある人の幸せに貢献する』という当社の理念に共感できるかどうかが一番大切だと感じています。過去の経験などから、『貢献したい』という強い願望を持った方を求めています。また、自分自身の“やりたいこと”を明確に持っている人とぜひ一緒に働きたいですね。もちろん、当社の理念やビジョンに沿っていることが前提にはなりますが、やりたいことを後押ししてくれる風土は、当社の大きな魅力だと思います。」

笹口さんと渡部さんの転職活動から入社に至るまでのお話を伺いました。お二人とも、「もっと企業の支援に深く関わりたい」という強い想いを持って転職活動を始め、株式会社フォンテパートナーズと出会ったのだと感じます。さらに、入社の決め手がどちらも「谷井さんの情熱と人柄」だったという点にも心を打たれました。経営コンサルティングの仕事に興味がある方はもちろん、「目の前の縁ある人を幸せにしたい」と考える方にこそ、ぜひおすすめしたい企業です。

「あなたに出会って変わった」と言われる存在に。谷井さんが目指す未来

最後に、代表の谷井さんにもいろいろお話を伺いました。


谷井 巧 さん


新潟市江南区出身。大原簿記公務員専門学校にて公認会計士試験に合格。卒業後は東京のコンサルティング会社にて、IPO・M&A・事業承継支援に従事。2019年にUターンし、株式会社NSGホールディングスに入社。グループ企業の食品・清酒製造業の経営再建を手掛け、黒字化や利益回復を達成。その後、経営支援を通じた「高業績と良好な人間関係が両立した企業の輩出」をビジョンに掲げ、2021年に株式会社フォンテパートナーズを設立。


- 株式会社フォンテパートナーズを立ち上げるに至った背景をお伺いする前に、そもそも経営コンサルタントという仕事を目指すきっかけについて教えてください。

谷井さん
「一番のきっかけは専門学校での経験です。公認会計士を目指す中で『経営コンサルタント』という職業があることを知りました。多くの人や会社の役に立てると感じ、自分も挑戦したいと思うようになりました。また、母が勤めていた会社が倒産し職を失った姿を見て、同じような思いをする人を減らしたいという想いも原動力になっています。」

- 取得した公認会計士の資格を活かして、多くの人を助けたいという思いが出発点だったのですね。
そこから、株式会社フォンテパートナーズを立ち上げた経緯を教えてください。

谷井さん
「公認会計士合格後、東京のコンサルティング会社で売上100億円以上の大手企業を担当しましたが、数字管理の仕組みが整っていない実態に驚きました。その後、新潟にUターンして株式会社NSGホールディングスに入社し、食品・清酒製造会社の経営再建を担当。またもや数字管理が機能していない状況に直面し、数字で経営を支える重要性を再認識。最終的にその企業を黒字化し、大きな達成感を得ました。」

「また、当時の社長から『理念?俺が教えてほしいよ!』という言葉を聞き、絶望したこともきっかけです。目指す方向が曖昧なため社員が迷っていて、この状況を変えなければ。でも、社員の立場では限界があるから、自分が社長にならなければと思いました。今でこそ分かりますが、「理念がない」というのは経営者が一番苦しい。どこに向かうか分からず経営しているということ。もっと社長に寄り添えたなとも思います。こうした経験を通じて、『数字に基づいた経営』と『経営者自身が目的を明確に持ち、社員が共感し共に力を合わせる組織づくり』の重要性を強く感じるようになり、当社を立ち上げました。」

- 前職での経営再建がきっかけとなり、株式会社フォンテパートナーズを立ち上げられたというお話に感動しました。
現在、さまざまな企業の経営支援をされている中で、今後目指していきたい姿や理想像があれば教えてください。

谷井さん
「“あなたに出会って人生が変わった”と言ってもらえるコンサルタント、経営者を一人でも多く輩出していきたいと思っています。実際に支援した社長が、社員や周囲の方々から『変わったね』と声をかけられる姿を見て、経営支援という仕事の素晴らしさを確信しました。今後やっていきたいことのひとつに、“ファンド事業”があります。会社を買収し、当社社員を経営者として送り込んで再建する。そして、その会社がいずれ上場するという姿も目指したいです。“こんな会社でもここまで来られるのか”という希望を、地域や若い世代に届けられる存在になれたら嬉しいです。」

- 単なる経営コンサルタントとしてではなく、クライアント企業と共に経営再建に取り組み、その活動を通じて地域社会を良くしていくという姿勢に感銘を受けました。
最後に、この目標達成するために、どんな学生に入社して欲しいかメッセージをお願いします。

谷井さん
「誰かのために夢中で貢献できる人に来てほしいと思っています。例えば、人の悩みを聞くのが苦にならない方、『こうしたほうが良いのでは?』と自然に提案できる方です。人の悩みを解決することに時間を忘れて没頭できる、そんなことを楽しめる人に来てほしいですね。スキルアップはあくまで手段で、本当の目的は『誰かに喜んでもらうこと』だと考えています。この想いがあれば、未経験のことにも積極的に挑戦できると思っていますし、当社には、そんなチャレンジを支える環境が整っています。」

谷井さんが経営コンサルタントを目指したきっかけから、株式会社フォンテパートナーズの設立経緯、そして今後のビジョンについて伺いました。一貫して感じたのは、「経営支援を通じて関わるすべての人を幸せにしたい」という熱い想いです。「目の前の人のために全力を尽くしたい」「誰かの喜びを自分の喜びにしたい」。そんな価値観を持つ方にとって、まさに最適な活躍の場となる企業だと感じました。

求人情報

仕事内容

コンサルタント職として、中小企業向けのコンサルティング業務全般を担当していただきます。
はじめは先輩社員のサポート業務(Excelでのデータ入力や加工、分析)から始め、徐々に業務範囲を広げていただきます。
フォンテパートナーズでは次のようなキャリアパスをご用意しています。

1年目
クライアントの事業計画作成を補助
先輩社員と共にクライアントを訪問し、会議運営の補助

2年目
先輩社員のサポートを受けながら、事業計画をご自身で作成
先輩社員と共にクライアントを訪問し、課題解決に参加

3年目
事業計画をご自身で作成
先輩社員のサポートを受けながら、自らが主体となってクライアントの課題解決に挑戦

5年目
後輩社員に業務を教える立場に

募集要項

募集職種経営コンサルタント
募集条件2026年3月までに専門学校・短期大学・4年制大学または大学院を卒業・修了見込みの方
雇用形態正社員
勤務地新潟市中央区(本社)
勤務時間9:00-18:00(12:00-13:00休憩)
給料■初任給(基本給)
大学院修了 :250,000円
大卒    :240,000円
短大・専門卒:230,000円

■昇給
年2回(3、9月)

■賞与
年1回(9月支給)(決算賞与)
休日休暇■年間休日120日
■完全週休二日制(土日祝)
■年次有給休暇(初年度10日)
■年末年始休暇、夏季休暇
福利厚生・待遇◆試用期間6ヶ月(正社員と同条件)
◆各種社会保険完備
◆交通費 実費支給
◆資格取得支援制度
◆研修受講支援制度
◆書籍購入費助成制度
◆携帯料金助成制度
◆定期的な食事会開催(全額会社負担)

求人企業情報

社名株式会社フォンテパートナーズ
URLhttps://www.fonte-partners.co.jp/
本社所在地新潟市中央区紫竹1丁目26-22
設立2021年9月1日
資本金
売上高
代表者谷井 巧
社員数2名

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