誰も見たことない未来を描く
#新潟県外 #ソフトウエア #情報処理 #ITエンジニア
特化した技術サービスを提供することで、企業力の強化を図り、情報化社会への貢献と存在価値ある企業を目指します。激変する市場環境への対応はもちろん、市場そのものの創造に向け、常に成長・変化しつづける組織体を形成し、新分野へのチャレンジを積極的に取り組んで参ります。
幅広いフィールドで活躍するエンジニアに
株式会社ベーシックは、東京は新宿に本社を構え、大阪と新潟にも拠点を持つIT企業です。1982年設立、IT業界では比較的長い歴史を持っており、40年間に渡って社会インフラや金融・銀行システム、製造システムなど、幅広い分野で技術力を発揮してきました。
新潟事業所は、新潟市中央区のけやき通り沿いにあります。
今回、新潟事業所でシステムエンジニアとして活躍されている、入社5年目の原田 紘彰さんにお話をお伺いいたしました。
想いを汲み取る難しさと大切さ
まずは、システムエンジニアの業務内容や流れをお聞かせください。
原田さん
「基本的にプロジェクトは複数人のチーム制になります。お客様や案件によって細かい部分は違うため一概には言えませんが、オーソドックスな流れとしては、お客様にお会いして、どんなものを望んでいるかをヒアリングします。その内容をもとにご提案を行い、そこから設計~プログラミング~テストを行います。テストで想定通り稼働するかを確認できたら、お客様へ納品となります。納品した後は、メンテナンスやフォローも行っています。」
開発プロジェクトは小規模なもので2~3ヶ月、大規模なものでは1年以上に渡って行われるそうです。また、規模やお客様の目的によって進め方も異なるとのこと。
プロジェクトは基本的にチームで進めるそうですが、メンバーはどのように決まるのでしょうか?
原田さん
「メンバーはオフィス所在地に関係なくアサインされます。東京や大阪のメンバーと一緒になることもあります。『このプロジェクトは、この分野に強い人に任せよう』とか、『この分野の経験をさせるために、若手社員に担当させてみよう』など、目的や特性によってメンバーが決まりますね。言語や技術には膨大な種類があり、エンジニアやプログラマーと一言で表しても、個人の知識や得意なことは様々です。弊社には、50代のベテランエンジニアもいますが、年齢による距離は感じません。若手のエンジニアもベテランエンジニアも得意分野が様々なので、お互いに意見や情報を気軽にコミュニケーションできる、とても柔らかい職場環境だと思いますね。」
原田さんはベーシックに入社されて5年になるそうですが、やりがいを感じるのはどういった場面でしょうか?
原田さん
「やはり、自分が開発したシステムがお客様に喜ばれた時ですね。作りたいシステムに対して漠然としたイメージを持っているお客様に対し、イメージを具体化する為にヒアリングを行います。ヒアリングでは、お客様の現状やご要望はもちろん、その背景についてもお聞きし、ご要望の裏の裏、といったら大袈裟かもしれませんが、どうすればよりイメージに近い提案ができるか、より満足していただけるかと、考えを巡らせる必要があります。そうする事で、漠然としたイメージが具体的になり、お客様の要望に添った、喜んでいただけるものを提供することができます。」
お客様のニーズの洗い出しは、主に営業担当の方が行うイメージでしたが、御社ではエンジニアの方が直接お客様とやり取りをされるのですね。
原田さん
「そうですね。ヒアリングは作り手である我々エンジニアが行います。技術的に出来ることやできないこと、納期との兼ね合いなど、専門的なことが多いためです。そして、弊社では、若手の時からヒアリング業務を任せてもらえます。その時には、先輩方もフォローしてくれので、若手の時から色々なアイディアや可能性にトライすることができる環境です。」
逆に難しいな、と思うのはどんな場面でしょうか?
原田さん
「それもヒアリングですね。やりがいに繋がる場面でもありますが、お客様が何を求めていて、どうしたら一番良いのか。それを見抜くのは難しいですね。」
勝手なイメージですが、難しさを感じるのは技術や知識の部分かと思っていたので、少し意外な回答でした。原田さんはプログラミングに関して、ほぼ未経験での入社だったそうですが、技術面や知識面で困難はなかったのでしょうか?
原田さん
「確かに、入社当時はわからないことばかりで、現在も未知なことは沢山あり、まだまだ勉強が必要です。しかし、しっかりとした入社前後の研修もありましたし、研修後も1から10まで先輩方が仕事を教えてくれました。3年目頃まではサポートをしてもらいながらの業務で、段階を追って業務を任せてもらえる、といった感じでしょうか。不安は特にありませんでしたね。今でも分からないことは先輩方に聞いたり、調べたりして解決しています。」
ベーシックでは、1年目の間に約600時間の研修が設けられています。プログラミングの基礎からビジネスマナーまで、必要な知識をおしなべて学ぶことができます。その後も、OJTで実際の業務に触れながら学んでいくことができます。
実際に入社された約半数が文系の方やプログラミング未経験の方であっても、このようにしっかりとした土台がある事でシステムエンジニアとして活躍する事が出来ると感じました。
原田さん
「プログラミングの経験はなくても問題ありません。ただ、自分がこの業務をやっていて思うのは、好奇心旺盛であることや、色々なものに興味を持つことが大切だということです。お客様の業界も、扱う技術も本当に色々あります。ですので、考えや知識が多い事でお客様に提案できる幅も広がるんですよね。」
なるほど。沢山のことに興味を持つことで、アイディアや知識の引き出しを増やしていくことに繋がり、いずれお客様のためになるということですね。
ベーシックは1982年設立ですが、設立の3年後、1985年には新卒採用を開始し、以降毎年10人以上を採用しています。約半数が文系出身、またプログラミング未経験の方ですが、着実にキャリアアップする事が出来る環境が整備されている為、直近3年での新卒採用者の定着率は95%と高い水準を保っています。この要因は、ベーシックが歴史の中で培ってきた人材育成の考え方、サポート体制にあるのだろう、とお話の中で実感しました。
働きやすく、技術も高められる環境
働く環境についてお聞きしていきます。就業時間や休日、残業について教えてください。
原田さん
「就業時間は9時00分から18時00分です。弊社ではフレックスタイム制を取り入れており、この制度を活用しながら働いています。私も大体9時30分頃に出勤しています。休日は土日祝日で、休日に電話がかかってくることや、トラブルで呼び出されることもありません。残業はプロジェクトの進捗によりますが、だいたい1日30分から1時間くらいでしょうか。」
御社でエンジニア業務において必要な資格はありますか?
原田さん
「必須ではありませんが、基本情報処理技術者はITを活用したサービス、製品、システムについて必要な基本的知識や技能を持っていることを証明する資格です。この資格について学ぶ事は業務にも役立ちますので、取得が推奨されていて、会社からも取得の際の費用補助が出ています。」
なるほど、人材育成やサポート体制だけではなく、環境についても、働きやすいものが整っているように感じます。
原田さんご自身に関する質問ですが、原田さんがこの職業、そしてこの会社を選んだ理由は何でしょうか?
原田さん
「私は元々ものづくりが好きだったので、工業高校を出て、新潟大学へと進学しました。大学卒業後も”何かものを作る会社に勤めたいなぁ”とは思っていましたね。これからの時代はIT企業が強いのかなと判断し、”手に職つけた方がいいだろう”という考えもありましたので、就活の時はIT企業を中心に探していました。」
原田さん
「IT企業について何社か見た中で、活躍できるフィールドが広い、というところが一番の決め手でしたね。文系と理系の割合が半々で、将来はマネジメントをやっていきたい人や、技術を極めていきたい人など、色々な人が会社にいるという話を聞いていました。入ってから、実際に経験を積む中で、自分の特性や進みたい方向を見定めて、キャリアを選択できると感じたのがベーシックでした。」
何か一つの分野・業界に特化した企業も多い中で、ベーシックでは「多彩な分野に技術で価値を提供していく」ということに重点を置いていらっしゃいます。そのために、技術の共有会や社員同士での情報共有を行い、それらを提案に取り入れているそうです。
色々な分野に触れて、色々な知識を吸収する機会があるので、原田さんのおっしゃる通り、ベーシックには、可能性を広げる素晴らしいフィールドがあることが分かります。
原田さん
「その他にも、入社前に会社の方と会う機会があったのですが、その時に皆さんの雰囲気がいいな、と感じたのもベーシックを選んだ理由ですね。皆さん楽しそうに仕事をされていたことが印象的でした。技術を学ぶ、その使い方を学ぶ、それが楽しいという感じでした。このイメージは、入社後の今も変わっていません。新しい技術について、みんなで話す機会も多くあります。
社員間の隔たりがなく、また風通しのいい環境ということですね。
そんな中で、原田さんが「一番好きだ」と感じるポイントはどこでしょうか?
原田さん
「会社自体が、社員をとても大切にしてくれているのが感じられるところですね。社員がやりたいことについて話を聞いてくれたり、その実現方法についてアドバイスをしてくれたりします。働く環境が整っていて、コロナ禍において、すぐにテレワークを導入してくれた際にもそれを感じました。」
会社の想いを、働く中で実感できるのは素敵なことですね。
ベーシック新潟事業所は新潟駅南口、笹口にあるビルの2フロアがオフィスとなっています。黒と木の質感の調和がとれた内装であり、広々としていて居心地の良さを感じます。
当日同席されていた、採用担当の藤巻さんが、新潟という地方でITに携わるメリットについてもお話ししてくださいました。新潟事業所におけるクライアントの比率は新潟県内と県外で半々だそうです。新潟県内のクライアントは、新潟出身の方、新潟に住んだことのある方であれば、名前を聞いたことがある企業が多く「新潟に貢献している」という実感を持って取り組めます。逆に、県外の案件は東京を中心とした首都圏のクライアントが多く、そこでは最新の技術に携わる機会も多いため、エンジニアとしての成長、自身の価値向上に直結する機会にもなるそうです。「地域貢献」と「最新技術に触れて、技術者として成長」。この2つが両立できることが、地方で、そしてベーシックで働くメリットであると教えてくださいました。
「作り手は作る工程にこだわりを持ちがちですが、大事なのはその後。そのシステムを使う事で、お客様自身が抱えていた課題が解消できるかです。」
今後どの様な企業を目指したいでしょうか?という質問に対し、企業としてこのように答えてくださいました。40年間大切にし続けてきた、お客様目線で取り組むこと。それはこれからも変わる事はないとのこと。
時代の変化と技術の進化に伴い、IT分野は可能性が広がり続けています。ベーシックは、技術の進化に合わせて、常に広い視野を持ちながら、「社員と共に」様々な可能性のフィールドに立ち、そして確実に歩みを進めていくに違いありません。
求人情報
仕事内容
お客様のビジネスにおける課題・ニーズをITで解決/実現する仕事です。お客様と会話し、課題・ニーズの本質を把握し、最適な解決策をご提案します。その後は提案内容を具現化する為に要件定義や設計、プログラミングを行います。システムを利用する環境も我々で構築し、運用後のサポートも対応します。技術力はもちろん、コミュニケーション能力や調整能力など求められる事はたくさんありますが、非常にやりがいのある仕事です。 |
募集要項
募集職種 | システムエンジニア |
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募集条件 | 大学院・大学・短大・高専・専門学校卒業見込み ※文理不問 |
雇用形態 | 正社員 |
勤務地 | 新潟事業所 |
勤務時間 | 9:00~18:00(休憩 12:00~13:00) 実働8時間/1日 フレックスタイム制 ・コアタイム :10:00~15:00 ・休憩時間 :12:00~13:00 |
給料 | ■初任給 大学院卒 月給220,000円 大学卒 月給205,000円 短大卒・専門卒(3年制) 月給191,000円 短大卒・専門卒(2年制)・高専卒 月給186,500円 【手当】 通勤手当(全額支給) 家族手当(扶養家族を対象に配偶者:3万円/月、満18歳未満:7千円/月、満60歳以上の実養父母:3千円/月) 住宅手当(新潟事業所勤務の場合 世帯主:1.2万円/月、世帯主以外:5千円/月) 時間外勤務手当(20時間を超える時間外勤務が発生した場合) 光熱費・通信費補助手当(テレワーク期間中に限る 1.5万円/月) Value Up手当 ※Value Up手当とは 自己研鑽のために時間を使ってほしいという意味を込めて、毎月能力給の20時間相当の手当を支給しています。月の残業代がValue Up手当の支給額を超えた場合はその差額を支給しております。 ■昇給:年1回(4月) ■賞与:年2回(7月、12月) |
休日休暇 | ■完全週休2日制(土・日) ■祝日・年末年始休暇(7日)・夏期休暇(3日) ■年間休日126日(2023年実績) ■特別休暇(慶弔休暇など) ■有給休暇 ■半休制度あり |
福利厚生・待遇 | ■社内親睦会費補助 ■東急ハーヴェストクラブ施設利用 会員券保有施設…那須Retreat/鬼怒川/勝浦/京都東山 ■資格取得バックアップ制度・勤続表彰制度 ■社員旅行 ■レクリエーション(家族参加可) ■定期健康診断(年1回) ■産休・育休制度 ■財形貯蓄・社員融資・退職金制度 ■雇用保険・厚生年金基金加入・健康保険 ■労働者災害補償保険 |
求人企業情報
社名 | 株式会社ベーシック |
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URL | https://www.basic.co.jp/ |
本社所在地 | 東京都新宿区高田馬場1-31-18 高田馬場センタービル ※新潟事業所所在地 新潟県新潟市中央区笹口1-20-5 ファイビル |
設立 | 1982年9月 |
資本金 | 5,000万円 |
売上高 | 22.9億円(2023年第41期実績) |
代表者 | 奥田 克彦 |
社員数 | 173名 |